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北海道
【Dobe通信 vol.8】
>>はじめに
10月にご紹介しました浦幌町ですが、たった1回では魅力は伝えきれないことから、今号も「浦幌町」を発信します。
(3回目もあるかも。諸説あり)
写真は「浦幌町の鳥」アオサギがモチーフとなっているマスコットキャラクターです。
左が女の子の「うらは」で町の花「ハマナス」を頭に付けています。
右は男の子の「ほろま」で町の木「ナナカマド」を手に持っています。
浦幌の中学生が「町の特徴を生かした起業」をテーマとして総合学習で取り組んだ「キャラクターシール」を元に
作成されたものです。
筆者は、その可愛さに惚れ込みぬぐるいみを購入。デスクにおいて、いつも一緒にいます。
>>おっぱいの神様「乳神さま」に会いにいこう
お乳が出ないと悩む乳飲み子を抱えた母親がおりました。
今のように粉ミルクもない時代、母親のお乳が出ないというのは、生まれてきた子供の命に関わることであり、
とても深刻な問題でした。
大正時代、山奥にナラの大木があり、女性の乳房に似たコブが二つ付いていたという。それを見つけた老婆が
「子供を産んだ母親のために乳を授けてほしい。」と祈願したところ、願いがかなったそうです。
1962年、残念ながら大木は災害で倒れてしまったが、乳房のコブは残ったため、地元の神社に奉納しました。
また、御神木は倒木してしましたが、そこから新しいナラの芽が吹き出したことから、地元の方々は、乳神様のお子様(二代様)として喜びました。以来、乳神様の生命力と命を次世代に繋ぐ不思議な御神威にあやかろうと、子宝・安産・縁結びの神様としても信仰されてきました。
1982年には、もっと多くの方に参拝頂こうと現在地に移築し、今もこのコブが御神体としてまつられています。
なお、現在の社殿は、「浦幌炭鉱にあったもの」を利用したものだそうです。
浦幌炭鉱の歴史については【dobe通信vol.6】で紹介していますので、
合わせてお読みください。
写真は、境内にある乳石(自然石)です。浦幌町の方が「まん丸の石は珍しい。と、
思って掘り起こしたところ、もっと珍しい乳房の形のした天然石が出土しました。せっかくだからと掘り出した人が奉納されたそうです。参拝に来られた方は石をさすりそれぞれのお祈りしています。
また、筆者らが訪問した日は、偶然、年2回のご開帳の日で、その御神体(ゴブ)を直接拝謁することができました。奥から暖かくて優しいエネルギーを注いでもらいました。
>>ライダーには聖地と呼ばれている
神社は釧路と帯広を結ぶ国道38号線沿いに位置しているためシーズンになると多くの方がツーリングを楽しみます。
実は、浦幌神社は、「バイク神社」として、ライダーの間では、有名です。
浦幌町には、バイクが大好きで退職後はバイクで旅行をしたいと夢を語り、地域のために尽力した警察官がいました。ところが、退職を目前にしたある日、バイクで走行中、道路を横断中の人を避けようとして、交通事故で亡くなりました。
このことに、浦幌神社の宮司は大変心を痛め、二度とこのような事が起きないように、安全にと、祈祷所が建設されました。
ライダーは「祈願名刺」に交通安全の願い事を書いて、交通安全を祈願しています。年間2000台のバイクが訪問するそうです。
筆者は自家用車での訪問でしたが、亡くなられた警察官へ追悼の意を込めるとともに、帰路の安全を祈願しました。
>>Editor’s note
浦幌町は、他にも多くのスポットがあります。道の駅や森林公園キャンプ場、市街には飲食店も複数あります。太平洋沿いには、原生のハマナスが見られる豊北原生花園があります。トーチカと祠を野花と夕日が包む幻想的な風景が見られます。
在浦幌町のdobeメンバーより今の浦幌町の写真を送ってもらいました。冬の訪れが感じることができます。
機会を見つけて、「魅力あふれる浦幌町」を再訪したいと思います。皆様もぜひ、訪問してみてはいかがでしょうか。
>>仲間募集!!
さて、私達たち「dobe」は、「北海道大好き!」と、活動する仲間等を一生懸命応援し合う団体です。
活動ルールはあってないです。入会や詳細希望の方はお気軽にメールにてお問合せください。
dobe事務局 dobe-jimukyoku@outlook.jp
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