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ゆったりと巡る芸術的な町・有田町

記事投稿者 佐賀県観光課

所在地: 佐賀県佐賀市

佐賀県には世界的に有名な有田焼をはじめ、女性に人気の美肌の湯「嬉野温泉」、楼門がシンボルの「武雄温泉」。また、自然に育まれた滋味豊かな呼子のイカ、竹崎かに、佐賀牛などの美味しい食べ物。そして、400年の歴史がある「唐津くんち」など素敵な見どころが沢山あります。そんな佐賀県の魅力を情報発信していきますので、是非ご覧ください!

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こんにちは、中国大連に来たワンユエニンと申します。九州大学4年生です。よろしくお願いします。福岡県留学生協会の留学生代表として、芸術的な陶芸の町・有田町への旅行記を投稿します。

 

今日は佐賀県の有田町に行きました。ここは博多駅からJRで一時間半ぐらい行けます。都心から比較的遠い町と言えます。しかし、この町の文芸の雰囲気はとても濃厚で、電車を降りるとこの風景が見られます。静かな町はゆっくりと鑑賞するのにぴったりだと感じます。

 

 

駅の壁は磁器のように飾られています。駅の時計も磁器の皿がはめ込まれています。

 

【レンタルサイクル】

まず、駅から近い観光案内所に行きました。自転車を借りるサービスがあります。普通自転車は500円、電気自転車は1000円です。バスが少なく観光スポットがあまり集中していないので、自転車を借りるかタクシーに乗るお勧めです。ただし、有田ポーセリンパークに行くだけなら、自転車はお勧めしません。200円の有田コミュニティバスに乗ることができ、安くて便利です。

 

交通アクセスのご案内

https://www.arita.jp/access/

 

有田コミュニティバス

https://www.town.arita.lg.jp/main/5127.html

 

KILN ARITA(キルアリタ)に自転車をレンタルに1日500円(保証金1,000円)

https://www.arita.jp/bicycle/

 

【色付け体験】

そして、磁器の絵付けを体験できる「有田窯元ギャラリー」に行きました。正直に言うと、陶磁器は展示を鑑賞するだけでは面白くありません。実際に体験してこそ、さらに楽しめると思います。有田の町にはたくさんの体験施設があります。例えば、着物のレンタル、陶磁器の絵付けなどがあります。

 

せっかく有田町へ来たのでユニークな陶磁器がほしいです。自分の好きなデザインで、磁器に絵を描くことにしました。絵付け体験では、みなさんが描きたい器の種類とサイズを選ぶことができます。私が選んだのは一番小さいサイズのプレートです。サイズが小さくても難しく、細かい作業が必要です。私は鉛筆で下書きしたり、スケッチしたり、色を塗りつぶしたりして、一時間ぐらいかけて絵を完成しました。磁器の焼き上がりには時間がかかるので家に郵送してもらうことができます。1ヶ月後には自分でデザインしたものが家に届くのが楽しみです。

 

有田窯元ギャラリー絵付け体験

https://arita-mononosu.jp/

 

【ギャラリー有田&レストラン】

その後、地元の人に勧められて、ギャラリー有田で昼ご飯を食べました。ここはレストランだけではなく、磁器の展示・販売を行っています。この店は人気があり、レストランには一時間ほど並んでから入りますが、待っている間、作品を自由に見学することができます。この店の外の装飾も独特です。有田焼柄の車と磁器の瓶は、店のオーナーが大切にしている宝物だそうです。私は、磁器の洗面台が一番気に入りました。

 

 

 

 

このお店で一番人気があるメニューは「ごどうふ定食」だそうですが、私は「伊万里牛のチーズ焼きカレー」を注文しました。煮込みすぎずたっぷりとした焼きカレーでした。牛肉は噛み応えがありました。

 

ギャラリー有田

http://gallery-arita.co.jp/

 

 

【秋の有田陶磁器まつり】

今回はちょうど「秋の有田陶磁器まつり」の時期に行ったので、観光客が多く来ていました。実際、この町では至るところに磁器の姿を見ることができます。道端には博物館のようなガラスケースが設置されていて、中に磁器が飾られていました。

「秋の有田陶芸磁器まつり」のホームページでは、美しい有田の町を見ることができます。お祭りの期間中は限定料理を提供しているお店が多く、町内のレストランでは、地元の食材を使った秋の特別メニューが用意されます。 使う器はもちろん有田焼です。料理と器のハーモニーをお楽しみください。

詳しくはホームページをご覧ください。

 

第16回秋の有田陶磁器まつり(2020年)

https://www.arita.jp/event/toujikimatsuri/

 

 

 

【有田ポーセリンパーク】

次に向かったのは待望の有田ポーセリンパークで、以前から建築が壮観だと聞いていました。

 

17世紀以来、ヨーロッパの王族を魅了し、世界の陶磁器に影響を与えてきた有田焼のふるさとならではのテーマパーク「有田ポーセリンパーク」。まず、ツヴィンガー宮殿が、目に入ってきます。 18世紀初頭のドイツ・バロック建築の華だったといわれる宮殿の素晴らしさを忠実に再現した、ポーセリンパークの象徴的な建物です。

 

内部には、幕末から明治初期にかけて制作された輸出美術品のほか、有田焼の作品が多数展示されています。また、四季折々の花々と鮮やかな緑が、ヨーロッパ風の宮殿のような庭園を演出しています。

 

有田焼の磁器を鑑賞できるだけでなく、公園内で食事や買い物もでき、有田町の魅力を存分に味わえるテーマパークです。 公園のシンボルであるツヴィンガー宮殿を中心に、広々とした庭園、有田焼の工房、登り窯、展示館、レストラン、土産物店などの施設があります。

ここには本当に多くの見どころがあり、訪問者はゆっくりと時間をかけて園内を探索することができます。

※現在、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い、一部休館となっている施設があります。お出かけの際は、あらかじめ施設のホームページ等でご確認ください。

 

有田ポーセリンパーク

https://www.arita-touki.com/

 

帰る時間が近づいてきました。有田駅にもいくつかの陶磁器の芸術作品があります。

 

 

帰る時の電車は、ハウステンボス号に乗りました。外部と内部のデザインは全部秋らしい色で、格別だと感じました。

 

とにかく、今日は忘れられない旅行になりました。天気はあまりよくなかったですが、今日はたくさんのことを学びました。有田の小さな町は、訪れる人々がゆっくりと過ごすことができ、さまざまな発見が待っています。みなさんぜひ一度見に来られてはいかがでしょうか?

 

この記事を書いた投稿者

佐賀県には世界的に有名な有田焼をはじめ、女性に人気の美肌の湯「嬉野温泉」、楼門がシンボルの「武雄温泉」。また、自然に育まれた滋味豊かな呼子のイカ、竹崎かに、佐賀牛などの美味しい食べ物。そして、400年の歴史がある「唐津くんち」など素敵な見どころが沢山あります。そんな佐賀県の魅力を情報発信していきますので、是非ご覧ください!

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