イベント
高知県
こんにちは。
沖の島の住民で構成している地域組織の「沖の島集落活動センター妹背家」の事務局の中垣です。
宿毛市地域おこし協力隊の離島振興沖の島担当でもあります。
高知県が推進しているもので地域住民が主体となる組織ですが、地域外からの人材も受け入れながら旧小学校や集会所などを拠点にそれぞれの地域の課題やニーズに応じて生活、福祉、産業、防災といった様々な活動に総合的に取り組む仕組みです。高齢化の進行や人口の減少に伴う地域活動の担い手不足、買い物や移動手段といった生活面での不安、農林水産業を担う人材の不足など、さまざまな課題に直面していますが、その一方で集落への「愛着」や「誇り」を感じながら「今後もここに住み続けたい」という想いがあり、それを実現する為にそれぞれの集落が活動しています。
そんな集落活動センターが沖の島にも2017年7月9日に立ち上がりました。沖の島の人口は年々減少しており、今は約150人です。今後も島を存続させて住み続ける為に、維持・活性化を狙って今回記事を書かさせていただきます。1人でも多くの方に高知県宿毛市沖の島の存在・魅力を知ってもらえたら嬉しく思います。
四国地方高知県の西、宿毛市にある有人離島です。
宿毛市の南西部に位置していて宿毛市営の定期船や民間の磯釣りの渡船で島へ渡ることができます。
定期船は1日に2便あります。
宿毛市本土からは第1便は7時に出発して沖の島弘瀬港に8時20分に着いて沖の島母島港には8時35分に着きます。第2便は14時30分に出発して沖の島母島港に15時20分に着いて沖の島弘瀬港には15時35分に着きます。料金は大人片道1350円です。島に遊びに来る時は宿毛市のHPを見て計画的な島旅にして楽しんでくださいね!
沖の島の大まかな観光マップです。このマップでご紹介しますと沖の島は5つの集落で構成されています。それが母島、古屋野、弘瀬、久保浦、長浜です。その内の母島と弘瀬の港に宿毛市営定期船が寄港しています。島に遊びに来る時は目的によってどちらの港に降りるか選びましょう。
定期船の寄港地になっている集落です。
旅館が3軒。すくも湾漁協沖の島支所、郵便局、宿毛市沖の島支所、島の駅いもせやなどがあります。
【母島集落の全容】
【島の駅いもせや】
沖の島集落活動センター妹背家の商店及び休憩スペースです。電動自転車のレンタルなども行っています。HPはこちらです。
【宿】
旅館おきのしま:電話番号0880-69-1116
望洋館澤近: 電話番号0880-69-1121
高見旅館: 電話番号0880-69-1311
定期船の寄港地になっている集落です。
旅館が4軒。すくも湾漁協沖の島弘瀬出張所、簡易郵便局、あったかふれあいセンター、宿毛市沖の島連絡所、市原商店などがあります。
【弘瀬集落の全容】
【市原商店】
弘瀬集落の商店、たばこやお酒を販売しているのは沖の島でこの商店だけです。
【宿】
民宿初福荘:電話番号0880-65-8887
民宿黒潮:電話番号0880-69-1055
島一旅館: 電話番号0880-69-1665
セルフの宿市原:電話番号0880-69-1048
旅館が1軒。うどの浜海海水浴場などがあります。
【うどの浜海水浴場】
沖の島で唯一の海水浴場です。トイレ・シャワーも完備していて透明度30mとも言われる綺麗な海です。以前、ダイヤモンド・オンライン社が「水がきれいなのに人が少ない海水浴場ランキング2019」発表してランキング第一位に輝いたことでも有名です。高確率でプライベートビーチ化して遊べます。
【宿】
ブルーマリンハウス:電話番号0880-69-1023
海水浴場ではありませんが、トイレ・更衣室・シャワーが完備されているとても綺麗な海岸があります。
【久保浦海岸】
大部分は丸石ですが、一部分砂浜になっていて海遊びを楽しめます。
自然豊かな沖の島のなかでも最も自然が残されている集落です。高知県本土を眺めるには最高のロケーションです。
【玉柄展望台】
長浜集落の玉柄展望台からは大月町の柏島や土佐清水市の足摺岬など大海原を望むことができて最高の景観を誇っています。県道終点地ですが、一度足を運んでみてはどうでしょうか?
大海原を望むことができる無料のキャンプ場です。トイレ・バーベキュー場・展望台・東屋などが完備されていてキャンプをするには最高の環境です。夕日や星空も最高です。
【展望台からの景色】
前方の姫島に沈む夕日はとてもきれいです。
沖の島に渡る際の定期船からも見えますが、島の西側の母島集落と弘瀬集落の間に位置していて岸壁に7つの穴が空いているのが特徴です。夏にはシーカヤックなどで穴の中を潜り抜けることもできます。
【七ツ洞】
穴の中には観音様に見える模様があり、別名観音洞ともよばれています。
シーカヤック体験はこちらから予約できます:090-4784-7001
四国百名山・しま山100選に選出されている沖の島の最高峰の山です。標高は404mと低山ですが、山頂には展望台があり眺望を楽しめます。また、道中には島の原生林や山伏神社・仏が丘・三浦一族の墓などのスポットを楽しむこともできます。
【妹背山山頂】
山頂には登頂記念ノートがあります、記念に何か書いてみてはどうでしょうか?
最後まで読んでいただいてありがとうございます!沖の島に遊びにきていただける際は定期船の時間・宿の確保・食料の準備などを入念に行って楽しい島旅にしてくださいね。島民一同楽しみにお待ちしております。
|
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
|
|