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広島県 広島市
2020年9月28日(月)からJRのお出かけネットからsetowa(セトワ)というサービスがリリースされました。
https://www.jr-odekake.net/navi/setowa/
ウェブ版とアプリ版(iPhone版・Android版)同時展開で旅のプランを立てたり、決裁まで出来る仕組みです。
既にあるJRのチケット販売サイトへスムーズに繋げられたりとその都度検索をしなくてもいいように配慮されていました。
どうもこれからの時代は個々の検索サービスで一つ一つ確認しては綱渡りのように旅を構築していくのではなく、トータルで統合されたアプリで楽に旅をするというのがトレンドになりそうです。
旅行会社へ相談してチケットを手配してというスタイルも減るのかもしれません。
setowaには江田島市観光協会のレンタサイクルもリンクを貼っていただいております。
ただ課題としてアプリ内で決裁等ができない等まだまだ至らぬところがあるのも事実です。
(リンクで江田島市観光協会のレンタサイクルページに飛びます)
江田島レンタサイクルは2017年までFAXでしかレンタサイクルの受付が出来なかったと聞いています。
21世紀なのにFAXとは!!(現在はウェブサイトから申し込みできます。もちろんFAXも)
ウェブサイトからサービスを申し込むように整備する時代は当たり前。ではその次は?
もしかすると「アプリから申し込めないの?!」という状況になるのでは・・・既になってますね。
とはいえ、現在は申し込みプラットフォームとして定番となるものがいまだに無いのも事実です。
setowaのような便利になるであろうアプリや既存のアプリも含め、今後乱立すると思います。
コロナ禍で観光は大変な状況になっています。
道の駅の話を伺うと売上9割ダウンのところもあるとのこと。
1年2年先には国内を旅行するお客さまは戻ってくると思われます。
その時お客さまにどのような体験を提供出来るか?
あるいは付加価値のある体験をいかにして構築するか?
コロナだから仕方ないと思考や試行が止まり、積み上げてきた既存のアイデアはもう通用しない。
昔はツアーでバスいっぱいのお客さまが来られ、何度もお金を落としてくれる仕組みがあった。
今はそれはトレンドにはならず、少人数で楽しむマイクロツーリズムなるものが更に進むと思われます。
となると網の目を小さくしなくては収益が上がりません。
ではどうするか?
観光協会として出来ることは何か?昔あった「繋がり」を細かく「繋ぎ直す」ことだと考えています。
地元の店や施設にお金が落ちるようにするには訪れた人を次々と移動してもらい商品を買い集めていただく。
アイテムをコレクションしてもらう。
地元で様々なスポーツアクティビティやクラフトワークを楽しんでいただく体験を提供する。
既にやっていることかもしれません。では地元を更にコンテンツとしたらどうか?
・地元の生活に触れられるような体験を提供する。
・地元にとって普遍的かつ日常の光景や生活を追体験していただく。
・メニューを選択出来る幅や自由を行使していただく。
3密を避けられるジャンルの体験は今後伸びると思います。(キャンプ・マリンスポーツ・釣り・自転車等)
まだ時間があるうちにアイデアをペーパープランとして書き出し、企画として話し合いやブラッシュアップをし、来年の準備や今のうちに出来る根回し等含め、備える時期なのかもしれません。
またコロナ禍ゆえに法令遵守さえ守っていれば
スタイルやジャンル・内容について拘る必要はなく「何をしてもいい」のではないでしょうか?(開き直り)
その辺に転がっている石ころも見方を変えてみたら観光資源になる場合もあるかと思います。
準備が出来たらアプリに掲載して集客を行う。
旅のきっかけやハードルを下げられるか。
旅に出る理由を創れるか。
まずは国内旅行者からですが、人が食べる食事はほぼ一定。旅も有限。
地域によって差が出てくるのかもしれません。
観光協会そのものも存在意義が問われてくるのかな?と考えています。
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