香港には親日の人が多い?データや人気の理由、インバウンドの特徴を調査してみました

2021/09/06

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日本と香港はお互いの距離が近いため、仲が良いというイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。

ニュースなどで訪日香港人のことを目にすることもありますが、実際のところ、香港の方々は日本に対してどのような印象を持っているのでしょうか。

今回は、日本を訪れる香港人の行き先や消費の動向について詳しく解説していきます。

 

香港人は親日の人が多い?データからわかる日本の人気度


まずは日本に対して香港人が持つ印象はどのようなものなのか、データに基づいて紹介します。

 

9割以上の人が日本に対して好感を抱いている


アウンコンサルティング株式会社が2020年に実施した調査によると、「日本が好きですか?」という問いに対して「大好き」または「好き」と回答した香港人の割合は実に98.1%。

中でも「大好き」と答えた方は全体の69.5%となっており、こちらは調査対象である11の国と地域の中でも最も高い割合を示しています。

具体的な「日本の好きなところ」については、「自然や景色」という回答が最も多く、次いで「漫画やアニメ」、「歴史」となっています。

 

日本は香港人にとって人気の海外旅行先


コロナ前にあたる2019年、訪日香港人観光客数は229万人以上だったといわれています。

民主化デモなどの懸念事項があったにもかかわらず、過去最高の記録を残しました。

 

このうち、2回目以上の来日、いわゆるリピーターにあたる人の割合は約88%。香港の人にとって、日本は身近な旅行先であるといえるでしょう。

 

香港人の海外旅行先は近隣のアジア地域が多くなっています。

国連世界観光機関(UNWTO)の統計によると、2017 年の香港人における渡航先別の上位は中国本土、マカオに続いて、日本が3位にランクインしています。

 

日本ブランド商品の人気が高い


香港では、日本製の製品に対する人気も高まっています。

自国も含めた「香港人の好きなブランドランキング」の調査結果では、1位がソニー、2位がパナソニック、3位がキヤノンとトップ3に日本企業が並ぶことがわかりました。

日本製の商品が好まれる理由としては、品質の高さやデザイン性などが挙げられます。

 

また、アニメや漫画に代表されるサブカルチャーや女性のファッションのような「日本ブランド」も大きな注目を集めています。

 

 

香港に親日家が多くなったのはなぜ?


このようにさまざまな分野で日本とのつながりが深い香港ですが、そもそも親日家が多くなったきっかけとはどんなものだったのでしょうか。

 

150年以上前からビジネス交流が続いている


日本と香港とのビジネス的な関わりは、今から150年以上前にあたる幕末の頃から始まりました。

第二次世界大戦では日本による香港の占領などがあり、一旦敵対関係となってしまいます。

しかし、戦争が終わると日本と香港は経済成長期を迎え、お互いに経済的な支援をするようになります。

 

映画や歌を通じた日本との交流


映画や音楽といった文化を通じた交流も盛んに行われてきた歴史があります。

香港映画は日本のみならず世界的に流行し、輸出産業として確立するほどになりました。

また音楽の分野では、80年代以降日本の楽曲が香港で数多くカバーされるようになり、日本ブームのきっかけの1つとなりました。

 

日本とよく似た社会システム・価値観


香港は現在、正式には「中華人民共和国香港特別行政区」とされていますが、いわゆる「一国二制度」によって資本主義が認められています。

社会システムも日本と似ているので、価値観を共有できる関係性にあるといえるでしょう。

 

香港への日本人観光客数も多い


日本人の香港への旅行客数も多く、2019年の海外旅行先として香港が第6位にランクインしています。

コロナ前には飛行機での直行便の本数も多く、訪問しやすい旅行先としての認識が広まっていたことも要因の1つといわれています。

 

 

日本に観光旅行をする訪日香港人の特徴





次に、実際に日本を訪れる香港人の特徴を読み解いていきます。

 

訪日香港人に人気の都道府県・国内観光地


訪日香港人がよく訪れる都道府県は、1位が大阪府、2位が東京都、3位が千葉県となっています。

また、奈良県や福岡県、沖縄県なども人気があります。

先述の通り、他国と比較してもかなりリピーター率が高いため、有名な観光地よりも穴場と呼ばれるような観光客の少ないスポットに行く方も少なくありません。

 

訪日香港人の旅行スタイル・滞在日数

旅行の手配方法は、ウェブサイトを通じた個人手配が多くの割合を占めています。

また、4〜6日間から1週間以上滞在する方の割合が多く、2〜3日の短期滞在をする方の数はかなり少なめです。

日本の文化をじっくりと味わうために、1週間ほどかけて見て回る方が多いようです。

 

訪日香港人のインバウンド消費額・支出内訳

訪日香港人が日本で消費する金額は、他国と比べて極端に差があるわけではありません。

支出科目としては衣類やお酒などの買い物の割合が非常に高くなっています。

日本の周辺国にはよく見られる傾向であり、「モノ消費」への需要がまだまだ高いものであると認識することができます。

 

訪日香港人が主に使う情報収集ツール

訪日を検討している香港人が情報収集のために活用している主なツールとして、大型書店や近所のコンビニで販売されているガイドブックや人気ブロガーの個人ブログなどが挙げられます。

また、SNSや日本政府観光局ホームページなど活用する方も多く、さまざまなソースを使って情報収集に努めています。

企業としては、インフルエンサーなどを活用したマーケティング戦略が有効な手段の1つであるといえるのではないでしょうか。

 

訪日香港人に人気のお土産

ファッションや美容に関する人気が高く、化粧品や衣服を購入する方が多いです。

また、香港よりも安く手に入るという理由で、医薬品を大量に購入する方も少なくありません。

このほかにも、「地域限定」「期間限定」といったお菓子も高い人気を誇ります。

北海道や京都など、ご当地限定の商品を目当てに全国を見て回る方も多いのです。

 

また、アニメや漫画などサブカルチャーの人気も根強く、関連するキャラクターグッズも喜ばれるお土産としてよく購入されます。

熱心なファンの方も多く、コスプレの衣装を購入する方も珍しくはありません。

サブカルチャーの文化は日本人だけでなく、訪日香港人の心もつかむものになっているといえるでしょう。

 

 

まとめ


香港が日本と親しい関係にあるという印象は、これまでも感じていたかもしれません。

しかし、改めてこれまでの歴史や背景を学び、さらに香港に興味を持った方も多いのではないでしょうか。

知識の幅を広げるために、これを機会に香港の文化に触れてみてはいかがでしょうか。

 

また、香港のことをより深く知ることで、訪日香港人観光客をさらに増やしていくためのPRにつながる可能性もあるでしょう。

そのような海外向けのPRとして、国内に住む外国人ライターや留学生目線でインバウンド情報のプロモーションサービスを実施しているのが、「みんなのインバウンド」です。

 

https://sb-ja.jp/global/

 

展開するサービスは、狙った言語での記事作成やツアーなどのコンテンツ作成といった、実用的な内容です。

最近はコロナの影響により、香港からもなかなか来日しづらい状況が続いています。

しかし、アフターコロナの時代に向けてこのようなサービスを活用し、今のうちにプロモーションの強化を行ってみてはいかがでしょうか。

 
T A G
#香港

記事の投稿者

みんなの観光協会<第3編集部>

山口県出身。エスビージャパン株式会社プランニング部兼九州プロレス公式レフェリー。 趣味は地図を読み続けること。場末の飲み屋街・老舗食堂・田舎の商店街・古い駅舎を愛し、地図を片手に日々、妄想の旅を続けている。

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