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北海道
【Dobe通信vol.5】
>>はじめに
四季折々で魅力たっぷりの北海道。中でも「秋」は筆者オススメの季節です。
さて、今回は北海道内一の生産量を誇るワイン醸造用のヴィンヤードがあり、「北のフルーツ王国よいちワイン特区」に認定されている余市町(よいちちょう)に来ました。
NHKの朝の連続ドラマ「マッサン」で一躍人気が全国区になったニッカウヰスキー工場は「また今度」にして、道産ワインを味わっちゃおうかと思います。
>>クマさんに迎えられ「リタロード」スタート
JR余市駅を降りると「熊の噴水」がお出迎え。そんな彼(?)の名前は「ニッカ熊」。
数多くの観光客をお出迎えしているのでしょう。そう考えると、誇らしい表情していますね。
クマさんの近くには、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏と夫人リタさんの碑がが建っています。
リタさんは、毎日政孝氏へお弁当を届けていたと言われています。
リタさんが自宅から蒸留所まで歩いた道を含む、余市駅から余市橋までの道は「リタロード」と名付けられ多くの人に親しまれています。
>>リタロードを愛する地域の取組
リタロードには、多くの花が咲いています。
これは、地域の皆さんが、リタロードを歴史とロマンを伝える散歩道として、後世に残していくため花植えをしているそうです。
いつまでも大切にし、将来に継承することを目的に、清掃活動や植樹帯への花植など美化活動をしています。
この日も気持ちよく散歩することができました。ありがとうございます。
>>果樹園の先のワイナリーへ
ニッカウヰスキー工場を横目に果樹園へ歩きます。この日は木になったリンゴの向こうにブドウの房が色濃くモリモリと成った景色が見れました。
他にはナシ、サクランボ、イチゴ、モモなども採れ、余市町は秋の実りが豊富でとっても素敵な地域ですね。
余市ワイナリーへ入ると、ほんのりとブドウが発酵された匂いがします。
ここは、ワイン熟成施設に加え、カフェ、レストラン、ワインショップ、ギャラリーアトリエなどがあり、自然豊かなロケーションの中で、余市のワインについて堪能できるスポットです。
ちょうどお腹も空いた頃合いだったので、ランチはここに決定です。
(左:ニシンと北あかりのピザ)
(右:余市産トバを使ったバーニャカウダーソースパスタ)
地元食材を堪能したあとは、自分にあう1本を探しにワインショップへ。
何にも知らなくても店員さんが親切に教えてくれるので、少しだけワイン博士になったような気がするのは気のせいでしょうか。
今回は「余市ワイナリー」さんにお邪魔しましたが、余市町には数多くのワイナリーがありますので、ぜひ、お楽しみください。
(事前申込が必要な場所もあります。先に調べて行くことをお勧めします。)
>>Editor’s note
今回紹介しました余市町は、お隣の仁木町(にきちょう)と合わせて「余市・仁木ワインツーリズムプロジェクト」が推進されております。
ワインツーリズムは、単なる「ワイナリー巡り」や「ワイナリーツアー」とは違い、ワイナリーを巡り、つくり手と触れ合い、彼らのつくるワインを味わう。余市を散策しながら食や文化を楽しむ旅のスタイルです。
ぶどうもワインも人も歴史も景観も、産地ならではの全ての魅力を散策を交えて全身で感じる旅です。
これには、「公共交通での移動」や「生産者が生産以外の時間を確保する」などハードルがある事も事実です。
だからこそ、ヴィンヤードやワイナリー、飲食店巡りは必ず満足する時間になります。ワインを通じて地域の食や魅力を楽しめる大人のおいしい旅に、出かけてみましょう。
>>一緒に楽しむ仲間募集してます
私達たち「活動団体dobe」は、「北海道大好き!」と、活動する仲間等を一生懸命応援し合う団体です。活動ルールは基本ないです。
入会や詳細希望の方はお気軽にメールにてお問合せください。一緒に楽しみましょう。
詳しくは、dobe事務局まで。 dobe-jimukyoku@outlook.jp(もちろん会費等はなし)
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