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2021.05.05

プロモーション

樺戸郡月形町

月形から始まる北海道の歴史に触れる

記事投稿者 dobe(ドゥビィ)

所在地: 北海道札幌市

更なるダイバーシティ北海道を目指し「多様性に富み、活力ある暮らし創出」するため地域の魅力を独自な目線で紹介します。

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【dobe通信 vol.13】

>>はじめに

コロナが治りませんが、皆様お元気でしょうか?札幌から車で1時間くらいの月形町に来ました。

突然ですが先日「東日本大震災から10年が経った。」と、テレビなどで報道されたところです。まだまだ復興の中と思って見てました。改めてお亡くなりになりました方のご冥福を祈ります。当時、緊急車両や物資の輸送等のため道路を啓開する「くしの葉作戦」というものがありました。復興には最初に道路(通路?)が必要なんだなと思ったところです。

北海道における道路開削の歴史は、囚人による強制労働から始まってます。月形町はそんな囚人達を収監するために出来た町です。少しダークな北海道の歴史にも触れつつ、ふらっと月形町を紹介します。

 

>>北海道を愛するにはダークな歴史にも触れる

明治時代の北海道は未開拓地が多く「重罪人を隔離する場所」という構想がありました。そこで「集治監(しゅうじかん)(いわゆる刑務)」が建設され、多くの囚人が北海道に送られてきました。また同時にロシア南下政策対策、つまり北方警備という目的でも道路や鉄道などのインフラ整備や開拓が求められていました。

ということなら、その囚人達にインフラを整備させようという発想になったようです。北海道の開拓は屯田兵や入植者が担ったように思いますが、その基礎となる整備は囚人達の過酷な強制労働の上に成り立っているそうです。北海道集治監の第1号は月形にあります。樺戸博物館ではその歴史を見ることができます。現在も月形には刑務所がありますが、集治監とは関係無い?そうです。(諸説あり)

>>10年ちょっとで約680kmの道路整備

月形町はこの集治監の開庁にあわせて開村した街です。しかも町名の由来は、初代典獄(所長のこと)の月形潔の姓なのです。町の歴史は集治監なしでは語れません。月形町の歴史だけではなく、この集治監の存在は北海道開拓の礎といっても過言ではありません。彼らが汗や血を流し、文字通り命をかけて道路を作ったからこそ、北海道へ開拓者がやってくることができたのです。この博物館ではその歴史と、囚人たちがここでどういう生活を送ったかを十分に知ることができます。博物館の資料を読み解くと、1881年に樺戸集治監が北海道に初めて設置されたから、囚人達のインフラ整備が始まりました。道路で言えば10年ちょっとで、約680km(東京〜鳥取くらい)も!?今では考えられないスピーとで出来上がって行きます。過酷な道路整備のことを考えると、普段走る道路も「ありがたい」と思えます。

 

>>まんまる美味しい魅力あります

当たり前ですが、美味しい名産もたくさんあります。北海道の自然が作り出す野菜やくだもの、それらの加工品は「きちんと美味しい」です。

月形町内の契約農家が作る月形町産完熟トマト「桃太郎」を使用した果汁100%トマトジュース。無塩・無添加で体にやさしいトマトジュース。その名も「まんまるトマトジュース」!

月形産大豆「トヨムスメ」を100%使用した豆の旨さが味わえる「まんまる納豆」!メロンもスイカもとっても美味しいです!

え?「まるいの」ばっかりと思われた方、半分正解です。町のキャッチフレーズは「まんまるはーと 月形町」。月、メロン、スイカなどから発想した「まんまる」に、「はーと」をプラス。豊かな自然の中で、心豊かに生きる素晴らしさを、やさしい言葉の響きで表現しているそうです。

もう半分の正解となる、まんまる以外も沢山ありますので、ぜひ訪れてご堪能ください。

ちなみに月形名物ジャンボ焼き鳥もあります。公認か非公認か町のHPにはありませんが、売り場では堂々と「名物」と書いてあります。

何よりも販売されてる方の優しさがジャンボでした。また、訪れたいと思います。

>>仲間募集!!

私達たち「dobe」は、「北海道大好き!」と、活動する仲間等を一生懸命応援し合う団体です。活動ルールはあってないです。入会希望の方はお気軽にメールにてお問合せください。

dobe事務局  dobe-jimukyoku@outlook.jp

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更なるダイバーシティ北海道を目指し「多様性に富み、活力ある暮らし創出」するため地域の魅力を独自な目線で紹介します。

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