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インバウンド対策:女性富裕層の関心が集まっているものは?紅葉、ドライブ、ゴルフ。

記事投稿者 Amobee Japan

所在地: 東京都品川区

海外消費者の旅マエ分析を提供しています。デジタルデータ5,000万人の関心を独自AIで解析して、最新の興味関心が提供可能です。ただし、カバーできる国は欧米豪+一部の東南アジアになります。ご興味あればご連絡ください。よろしくお願いいたします。

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旅行先を決定するにあたって女性の意見は非常に重要と言われています。今回は女性富裕層が今、どのようなトラベル関心を持っているかを分析し、今後のコンテンツ拡充の示唆を導きたいと思います。分析対象者はアメリカ人の女性で世帯年収が20万USD(約2千万円以上)としました。

 


 

紅葉への関心が急上昇

トラベル全体への関心を100とした際の各コンテンツに関心を表したグラフです。色は、赤色が濃いほど直近1ヶ月で関心が高くなったものを指します。紅葉(fall foliage)が約80ポイントで、前期間からも大きく関心を伸ばしています。続いて州立公園(stat park)が確認できますが、昨今アメリカでは国立・州立公園の人気が高くその人気ぶりが伺えます。続いてキャンプ場(Cmapground)が確認できますが、ダウントレンド(青色)であり人気ピークはやや過ぎてきたのかと見られます。昨年同期間では2番めに確認できた航空会社(Airline)がその次に来ており、海外を含めた渡航への関心はまだ高まっていない様子が伺えます。

 

 

 


 

景観を楽しむドライブが人気

次のグラフは、先程のグラフから上昇トレンドのみのコンテンツを抜き出したものです。注目すべき点は景観を楽しむドライブ(Scenic Drive、Scenic Byway)が一定のボリュームがありまた上昇トレンドであることです。紅葉はもちろんのこと、各地域の有名な滝川や屋根付きの橋などをドライブしながら楽しむ傾向です。その他ではゴルフ、ガイドツアー(Guded Tour、Walking Tour)なども関心の増加が確認できます。

 

 


 

ワイナリー、ビール醸造所は変わらない人気

最後は2020年の関心ランキングを2019年のランキングと比較したグラフです。飛行機旅行に関する関心が昨年と比較して下がっていることがよく分かります。一方、州立公園やキャンプ場などのトレンドは昨年の上位には見られず、コロナの影響もあり観光の関心が大きく変化したことが分かります。その中ではワイナリー、ビール醸造所は昨年も今年も、一定の関心の高さがあり、変わらない人気のコンテンツが存在することもよく分かります。ハイキング、カヤックは昨年から大きく関心を高めており、今後も人気は続くと思われます。

 

 


 

まとめ

飛行機旅行が制限されているなか、2020年の関心トレンドや、特に直近での傾向で大きな変化が確認できました。ドライブやハイキングでの紅葉の楽しみ方は人気を高めており、またワイナリーなど変わらない人気のコンテンツも確認できます。今後渡航が解除されたとしても密を避ける傾向はすぐには変わらないと見られており、新しい観光習慣に基づいたコンテンツを発信していくことも重要と考えられます。

 

Data source:Amobee ブランド・インテリジェンス

データ期間:2020/9/14 – 2020/10/ 14(明記ない場合)

この記事を書いた投稿者

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