シンガポールらしさを有田焼で表現、「One Singapore」が世界の扉を開く

お土産

コンペ

シンガポール

フランス

有田焼

記事投稿者 KIHARA

所在地：佐賀県西松浦郡有田町赤坂丙

株式会社キハラは、有田焼・波佐見焼の産地商社として、この400年の伝統技術と先人たちの想いを胸に、現代の生活に合わせた商品開発を行い、末永く愛される器をお届けします。

海外開発「有田焼」だからできること

20年以上前からヨーロッパの展示会に出展するなど、海外事業をつづけていたKIHARA。しかし、焼き物としての評価は高いものの、殆んど商談には結びつかない年を繰り返していたといいます。「海外進出についてはあきらめようか」という思いを持ちながらのシンガポール出展。そこでエドウィン氏と出会ったことで「One Singapore」という人気商品を作り上げます。

気づいたのは、今までの海外出展では「有田焼」をその国の用途に合わせよう寄せようとしていたこと。その国の用途にあったものは既にそこに根付いている、だからこそKIHARAでは、有田焼が得意とする技術や特徴、強みを明確にし、モノづくりに特化した戦略が、シンガポールの成功へと繋がったのだといいます。

他にも、シンガポールはビジネススピードが違うため、何もない状態から3か月後には納品が求められることも多々。そこを乗り越えることができるのは、400年以上の歴史の積み重ねによる技術・知識、そして全体が協力しあう産地力がある「有田焼」のなせる業です。

海外の様々なOEM実績はコチラからご覧いただけます

ヨーロッパのデザイナー育成も

現在、SUPERMAMAとのコラボレーションの他に、フランスを中心に若手アーティストやデザイナーとの交流もおこなっています。フランスの展示会で出会い、実際に有田を訪れ、その魅力にふれたフランス人のティモティー氏は、有田焼を使ったイベントを現地で開催。デザインコンペのディレクションを任されています。大賞をとった人には「有田でモノづくり旅行」をKIHARAよりプレゼントしています。

独自のデザインセンス、そして、日本の技術を見るたびに、口をそろえて「cool!」と表現する海外の感覚は、日本人にないものであり、東西文化の融合も楽しみのひとつとなっています。

KIHARAの海外展開、そこに功を奏したのはKIHARAの粘り強さと出会いをものにするチカラ＋有田焼の歴史から生まれたバリエーションの広さがあったからこそ。日本では有名な「有田焼」も海外では知らない人のほうが多い、そのことを思うと、これからの有田焼そしてKIHARAの可能性に期待は高まるばかりです。

名称		株式会社キハラ　http://e-kihara.co.jp/company/
＜KIHARA ARITA本店＞
住所		佐賀県西松浦郡有田町赤坂丙2351-169　アリタセラ内
TEL		0955-43-2325
営業時間		9:30～17:30　※現在は9:30～17:00
定休日		元旦

＜KIHARA　TOKYO＞
住所		東京都渋谷区富ヶ谷1-14-11 2F/3F
アクセス方法		千代田線代々木公園駅徒歩5分、小田急線代々木八幡駅徒歩6分
TEL		03-6407-1571
営業時間		11:00-19:00 ※現在は11:00~18:00
定休日		月曜日　※月曜日が祝日の場合営業、翌火曜日定休