日本の中華料理は本当に本場の中華料理ですか?

2020/08/01

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八重洲2丁目8−7 福岡ビル 4F

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こんにちは、中国大連から来た九州大学の学生です。福岡県留学生協会の代表として、日本の中華料理と本場の中華料理の違いを紹介したいと思います。



 



旅行の目的として多いのは美しい風景を見ることだと思いますが、美味しいものを食べるために、国や都市に旅行に行く人もいるのではないでしょうか? 日本へ旅行に来たい観光客は、本場の日本料理を食べてみたいと思っているかもしれません。実は、私が日本に来る前は、日本の寿司と韓国の海苔巻きの違いがよく分かりませんでした。現地に住んだり旅行で訪れないと、現地の文化や食べ物についてよく知る事ができないかもしれません。日本で長く暮らしてきた中国人として、私は今回日本の中華料理と本場の中華料理の違いを紹介したいと思います。



 



まず日本料理と中華料理の最大の違いは、日本料理は外形を重視しています。食べ物の周辺の装飾も含めて、日本の弁当になぜ「草」のような飾りがあるのか分からない人が多いと思います。そして日本の食べ物はあっさりしています。日本人は食べ物にソースをつけるのがそんなに好きではなく、食べ物の味自体を楽しむのです。



逆に、中華料理は味や香りにもっと気を配っています。味覚を刺激する食べ物がほとんどです。着色料として使われる中国独特の濃口醤油と呼ばれる醤油は、料理を魅力的な色に仕上げるために使われています。



 



それでは日本の中華料理と本場の中華料理を比べてみます。



 


日本の焼き餃子vs中国の焼き餃子/鍋貼


 



日本人は小さいサイズの焼き餃子が好きです。そして普通はラーメンとご飯と一緒に食べます。量は多くなく、普通は8個ぐらいです。日本人は醤油、酢、ラー油につけて食べます。



しかし中国の北部では、煮た水餃子を食べます。あるいは油で焼いた餃子を食べます。黒酢、白酢、またはラー油をつける人もいます。また、日本の焼き餃子に似ているのは中国の焼き餃子で、焼き餃子の両端は閉じられていません。中国では焼き餃子と一緒に食べるのはお粥と漬け物です。




(日本の焼き餃子)


 




(中国鍋貼)


 


ラーメンvs蘭州ラーメン


日本のラーメンも日本料理として有名ですが、実はラーメンは中国発祥です。ラーメン屋に行く時、ラーメンの椀のデザインは中国風で、中国の漢字と龍の模様もあります。



日本の「三大ラーメン」は北海道札幌ラーメン、福岡博多ラーメン、福島喜多方ラーメンです。日本のラーメンはおそらく機械で麺を作っています。日本では高菜と一緒にラーメンを食べたりします(博多ラーメン)。



 




(日本ラーメン)


 



中国ではラーメンは手で引くという意味です。海底撈火鍋のお店では、麺ダンスショーを見ることができます。



中国で有名なラーメンは西北蘭州のラーメンで、蘭州の牛肉麺とも言われています。



シェフがキッチンで生地を伸ばして麺を作り、鍋で茹で、牛肉のスープを入れて、牛肉、唐辛子油、香菜、ニンニクの芽を散らすと香ばしい牛肉麺の完成です。



 




(蘭州ラーメン)


 


日本の鍋vs火鍋




(日本のしゃぶしゃぶ)


 





(中国の火鍋)


 



『魏書』によると、三国時代、曹丕代漢が帝を称える時、すでに銅で作られた鍋が出現していました。人々は鍋を使って豚、牛、羊、鶏、魚などの各種肉食をしゃぶしゃぶしていましたが、当時はあまり流行していませんでした。清朝末期の民国初期になると、全国で数十種類の鍋が作られました。



1338年の室町時代に中国から日本へ伝わったと言われています。


 


日本のエビチリvs海老のケチャップ炒め




(日本のエビチリ)




(海老の油炒め)


 



海老チリはもともと四川料理や上海料理ですが、日本に伝わると、本場の豆板醤が辛すぎたために、トマトソース、だし汁、卵を加えて辛味を抑えています。酸味があり甘いので美味しく、家庭でもよく作られています。



中国での海老の油炒めは山東膠東風味の有名な料理で、材料は海老、砂糖、鶏肉のスープです。色は赤くてつやつやしていて、エビの肉は新鮮で柔らかくて、おいしいです。



 


日本の担々麺vs 中国の担々麺



(中国の坦々麺)


担々麺は本場の中国四川省では、日本で言う「素麺」みたいな細い麺を食べています。



もともと天秤棒を担いだ人が町の至るところで売っていた料理で、その時にスープを大量に運ぶのは難しいため、「スープがない麺」が生まれました。



 




(日本の担々麺)


 



日本の担々麺はスープがあり、味も全く四川の担々麺と違っています。



麻婆豆腐と同じで、四川省出身のシェフ陳建民が日本人のために改良されたレシピを紹介し、各地に広まりました。また、辛さを抑えるために、ラー油とゴマだれの風味のスープを混ぜて作ります。



 


定番の中華料理


中国人は普段何を食べていると思いますか?朝は、白粥と漬物、豆腐、饅頭、小籠包、焼売など食べます。



学校の食堂では、いくつかの家庭料理にスープを加えたものが出てきます。例えば、トマトと卵の炒め物、野菜と肉の炒め物、チャーハン、サンラータンスープです。



 






(中国では家族全員で料理を分かち合います。日本のようにお弁当を一人ずつではありません。)



 


中国にない中華料理:天津飯





 



天津飯は蟹の卵丼です。起源は1910年と言われていますが、東京の中華料理店のシェフが「早く食べられるものを作ってください」と客に頼まれ、コックがその場にあった卵とカニを焼き、ご飯にかぶせたということです。



実はこれは天津料理とは全く関係がないのです。



 



中華料理と日本の中華料理について大体理解できましたでしょうか?



みんな日本に来て中華料理を食べてみませんか?



 



文/王月寧

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記事の投稿者

みんなの観光特派員グループ

FOSA 福岡県留学生の副会長です。留学生の代表として、観光協会の特派員をやっています。どうぞよろしくお願いいたします。

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