一般社団法人 沖縄市観光物産振興協会
沖縄市観光物産振興協会の観光誘客プロモーション事業が担当しています! どうぞよろしくお願い致します。
沖縄県沖縄市
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初めまして!
沖縄市観光物産振興協会です。
今回、登録して第一回目の記事の投稿となりますので、沖縄市の紹介と沖縄の夏の風物時について紹介したいと思います。
ところで、
沖縄市
をご存知でしょうか?
もちろん沖縄県にあるのですが、県庁所在地ではないけれど県名がついている市という事で、時々「沖縄県の観光協会」と間違われることもあるのですが、「沖縄市」という市の観光協会です。どうぞよろしくお願いいたします。
沖縄市って、どんな所?
と聞かれると、まず分かりやすところですと市が行った宣言を紹介しています。
と、実に5つの宣言を行い市の目標として取り組んでいます。また、米軍基地に隣接し戦後は音楽や芸能も盛んな地域柄、宣言まではしていませんが
「音楽のまち」としても、様々な取り組みを行っています。その他にも、地域に残る伝統芸能の保存継承にも取り組んでおり、まさに沖縄がぎゅっと詰まった地域です。
今回の内容は、沖縄市の紹介をしながらタイトルにもあります
『沖縄の夏の風物詩、伝統芸能エイサー』
について紹介したいと思います。
沖縄市の宣言の一つに「エイサーのまち宣言」があります。
これは、沖縄県で毎年行われている『沖縄全島エイサーまつり』という例年約30万人の来場者数がある沖縄県内でも大きなイベントがあり、エイサーを演舞する団体の目標ともなっている大きな祭りです。
沖縄市は、エイサーのメッカとなるようなまちを目指し、2007年に『エイサーのまち宣言』を発布しました。
こちらは、エイサーのまちをPRするために誕生したキャラクターです。左がサーちゃん、右がエイ坊。この他に「たーくん」、「さなじぃ」がいて全員で4キャラクターがいます。
今では、子供達だけでなく大人にも大人気のエイサーキャラクターです。
KOZAWEBエイサーキャラクター紹介https://www.kozaweb.jp/categoryPages/22
まずは、2007年に出された『エイサーのまち宣言』の宣言文です。
例年ですと、このエイサーのまち宣言の日辺りからお盆の前週まで、毎週末「エイサーナイト」がスタートし、沖縄市内では週末ごとに様々なエイサーのイベントが行われていました。
今年も、昨年に引き続きエイサー関連のイベントは中止となっており、沖縄全島エイサーまつりも中止が決定しております。
そんなコロナ禍の現在ではありますが、今年の2月に沖縄全島エイサーまつり65周年企画として初のエイサードラマ
「エイサーどんどん」
がオンエアされました。沖縄県内の方だと、ご覧になった方も多いかと思います。
本編の視聴は終了していましたが、夏はエイサーのシーズンという事で8月31日まで本編が無料で視聴することができます!
まず予告編を載せておきます。
「エイサーどんどん」CM沖縄全島エイサーまつり65周年記念特別動画[embed]https://youtu.be/jZGJtGayww0[/embed] あらすじ沖縄全島エイサーまつり65周年記念特別動画「エイサーどんどん」は、全島エイサーまつりに出場する青年達の成長と、そこに関わる家族の絆をえがいたドラマ。訳あって内地に行っていた息子がフラっと沖縄に帰ってきた。地元で何かしたいとモヤモヤした先はエイサー。かつては一緒に遊んでいた地元の仲間達が汗を流す姿に…。という内容です。本編はこちら→8/31まで限定配信 本編80分【エイサーどんどん】沖縄全島エイサーまつり65周年記念特別動画 https://youtu.be/H_9Aym4iNrY
書くとサラッとしすぎて伝わりにくいのですが、本当に見て欲しい、ラストは全島エイサーまつりファンにはたまらない、また関係者一同も胸が熱くなる締めでした。
さて、このエイサーの起源は意外と古く400年とも500年前とも言われていますが、未だにこれと言った決め手がありません。
琉球王国時代に作られた歌謡集「おもろさうし」には、
「ゑさおもろ」という言葉があったと言われていますが、現在はハッキリとわかっているのは1603年に磐城(いわき)出身のお坊さん袋中上人が当時の中国へ渡る際に難破しそうになり琉球へ辿り着き、時の王様尚寧王の保護のもと布教活動をしながら念仏と踊りを合わせて伝えたと言われており、袋中上人の地元いわき市にもエイサーによく似たお盆の時に踊る踊り「じゃんがら念仏踊り」が残っています。
沖縄では旧暦のお盆のウークイ(三日目の送り火)の後に、ご先祖様をあの世へ見送るために、また無縁仏の慰め、そして邪気払いとして踊られています。
参考-沖縄全島エイサーまつりオフィシャルサイトエイサーとはhttps://www.zentoeisa.com/about-eisa.html
さて、そんなエイサーですが現在のような形や衣装、踊りになったのは意外ですが戦後となります。
それは1956年に行われた「
コザ市・エイサーコンクール
」がきっかけでした。
踊りや列のまとまり、華やかで勇ましい踊りを競い合うようになっていき、また当初から伝統芸能に優劣をつけるのはいかがなものかという声を受け、1976年に現在のまつり形式へとなっていきます。
参考-沖縄全島エイサーまつりオフィシャルサイト全島エイサーまつりとはhttps://www.zentoeisa.com/zento-eisa.html
そのおかげで、エイサーは原点をもとにたくさんの団体や地域へと広がり現在では世界中に団体があります。青年会の伝統的な型を取り入れている団体もあれば、創作エイサーと言ってお盆などの行事とは別に華やかに踊る団体もできました。
しかし、地域行事とは別にエイサーだけを踊る団体として誕生した、「
」の登場はウチナーンチュにとっては衝撃で、斬新でした。今では創作エイサーの方が好きという方もいますね。
次の動画は「沖縄全島エイサーまつり60周年」の際の沖縄市情報発信番組『コザの裏側』での特集回です。
(この番組は、沖縄市が監修・企画している沖縄市のPR番組で2021年7月27日(火)現在でVol.415となっており、沖縄県では沖縄の放送局RBCにて毎週月曜日深夜25:30~放送中です)
この回、全島エイサーまつりのにぎやかな雰囲気が伝わってくるかと思い、紹介いたします。
コザの裏側vol.112「コザの節目の熱い夏絶頂!第60回沖縄全島エイサーまつり」特集:第60回沖縄全島エ
まだまだ厳しい状況が続いておりますが、1日も早い新型コロナウィルスの収束を願い、みなさまの健康を祈っております。
早く、大きな声で笑ってみんなでエイサーを楽しみたいですね!
今回は、沖縄市の紹介として沖縄の夏の風物詩エイサーを紹介しました。
エイサーを始め色々な魅力にあふれた街、沖縄市にぜひ遊びにいらしてください。
これから、毎月月末頃に沖縄市について紹介していきます。
次回は、沖縄市とセットでよく聞く?KOZA(コザ)について紹介する予定です。
コザってどこ?市じゃないの?沖縄市コザ〇番地ってあるの?なんでカタカナなの?
などなど、沖縄県内でも不思議な地名?名前の「コザ」の由来を含めて更新する予定です!
お楽しみに。
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