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佐賀県 鳥栖市神辺町
綾部八幡神社はみやき町北部にあり、創健元久2年(1205年)の歴史を持つ神社です。
毎年7月15日には、神旗を18mの真竹にの先に結び付け、樹齢700年のご神木に掲げる「旗上げ神事」が行われます。
この神事は、禊を受けた三人の神旗人(かみはたびと)が川で身を清め、鉢巻・締込姿でご神木に上り、
30mの樹上に神旗を取り付ける事から始まり、秋の彼岸の中日の翌日に行われる「旗下ろし神事」まで
樹上に置かれます。神旗は「旗下ろし神事」が行われるまでの約72日間、朝夕宮司が風にひらめく旗を観察し、
風向きや旗の様子などを詳細に記録します。
この一連の風占は全国でも類を見ない稀有な神事であり、日本最古の気象通報機関であることから
「日本最古の気象台」と言われています。
また「旗上げ・旗下ろし神事」は平成29年(2017年)4月に佐賀県重要無形民俗文化財の指定を受けました。
なお、「旗下ろし神事」で下ろされた真竹は無病息災のご利益があるとされ、いつも樹上に「上がって」いたことから
試験合格などを願う縁起物として持ち帰ることができます。
※令和2年9月23日(水)に行われる「旗下ろし神事」は氏子関係者のみで行います。
一般拝観は感染症拡大予防のため、ご遠慮いただきますよう お願い申しあげます。
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