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佐賀県 鳥栖市神辺町
こんにちは、私はベトナム出身の留学生アンです。麻生外語観光&製菓専門学校で勉強しています。現在、福岡県の留学生会のメンバーです。日本に来て今までは3年になります。私が好きなことの一つは、この美しい国を旅行して体験することです。観光地をの紹介は、いつもその場所の話だけになることが多いですが、今回は、日本料理について具体的に紹介したいと思っています。佐賀県嬉野市の名物料理に「湯豆腐」があります。
佐賀県は陶磁器、温泉、そして美味しくて贅沢な料理で有名です。また、自然散策にも最適なエリアで秋の紅葉の美しい景色も楽しめます。佐賀の面積自体はさほど大きくはないですが、九州に来たら見逃せない土地だと言えます。では、湯豆腐を味わう佐賀県を体験しましょう!
嬉野は佐賀県の都市です。2006年1月1日に嬉野町と塩田町が合併して、嬉野市が誕生しました。嬉野市は緑茶と温泉(特に嬉野温泉)がとても有名です。さらに、湯豆腐はこの町の名物のーつです。湯豆腐は独特の調理法と調和のとれた味で、だしを使って豆腐が柔らかくなるまで煮込んだ料理です。嬉野市の湯豆腐は佐賀県産の大豆や野菜を使い、温泉水も使っています。嬉野の温泉水はスパイスが材料に深く浸透するのを助け、非常に栄養価の高い料理になります。この湯豆腐はとってもヘルシーだと言われています。
湯豆腐を味わえるお店に、嬉野市の「よこ長」というレストランがあります。お店に入るまで3時間近く待たなければならないと言ったらみなさん信じられますか。しかし、それは本当でした。店外にはたくさんのお客さんが立っていて、先に来た人から紙に名前を書いて順番を待たなければなりませんでした。レストランの近くに無料の足湯を楽しめる施設があります。私たちが待っている間は雨が降っていたので、そこに行って足を浸して温まりながら順番を待ちました。この足湯で順番を待つお客さんはほかにもたくさんいました。実は私は待つのが苦手なほうで、なぜみんなが何時間も待つのかわかりませんでしたが、湯豆腐が本当においしいんだろうなあと思い、待ってみることにしました。
「よこ長」は外から見ると2階建ての建物でした。食事は1階だけで提供されています。レストランの中には椅子付きテーブルがあり、座敷の席もあります。私は刺身付き湯豆腐定食食を選びました。この料理は調理に時間がかかるので、席に座ってからさらに30分待たなければなりませんでした。
刺身付き湯豆腐定食
数時間待った後、ようやく嬉野市の湯豆腐が楽しむことができました。3つのメイン料理は湯豆腐、刺身とご飯です。その他は副菜です。日本では、どこで食事をしても、ほとんどすべてのお店でこのような副菜がついてきます。
この湯豆腐の味は不思議で親しみやすく、すべての材料が長時間調理されているのでとっても柔らかかったです。一見、回転ずしでみるような蒸し茶碗のようにも感じましたが、味わいは全然違いました。湯豆腐のスープは甘くて、おいしかったです。辛いものが好きな人は一味をかけて食べてもおいしいです。
食事を終えた後、20分ほど歩いて、和楽園の温泉に行きました。ここの温泉は緑茶温泉だそうです。しかし、ここは午後2時までの営業でした。湯豆腐のお店で予想以上に時間がかかってしまいました。残念ながら温泉に入ることはできませんでしたが、和楽園についてここで少しご紹介します。
嬉野温泉は、美肌の湯として全国に知られています。茶心の宿 和楽園は嬉野川沿いに建つ和風旅館で、その優れた温泉に茶処嬉野のお茶をたっぷりと浸した日本でも大変珍しいお茶風呂を楽しむことができます。お茶の香りでやすらぎのひとときを過ごすことができ、「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」で三ツ星評価を獲得しています。
嬉野温泉は美肌効果があると言われる重曹泉でナトリウムを多く含み、角質化した皮ふを滑らかにして、肌に潤いを与えます。嬉野温泉の効能は、主に神経痛、うちみ、慢性消化器病、筋肉痛、関節痛、冷え性、皮膚病などさまざまです。和楽園の露天風呂は、茶処「嬉野」のお茶を美肌の湯にたっぷりと浸したお茶風呂です。嬉野温泉の効能に加えて、お茶のカテキン、ビタミンC、カフェインなどの成分が含まれ、殺菌効果とともに、美白・美肌効果を高めることができます。
このお茶エキスたっぷりのお湯が巨大な急須から浴槽へと注がれています。お茶風呂は日本初の試みとして、平成9年にオープンしました。きっかけは和楽園の社長とお茶生産者の友人との間で、特産の嬉野茶を利用するアイディアを考えていた際「お風呂にお茶を入れてみよう」という単純な発想だったということです。しかし、美容・健康思考が高まる社会でお茶が見直され、現在に至るまで人気を得ています。
和楽園は、宿泊のほかに、日帰りで温泉の利用ができます。
嬉野特産のお茶をテーマとして 香る・飲む・食べる・浸かると、様々な形で楽しむことができます。美肌効果が高く、お茶の香りが豊かな温泉を、茶心の宿 和楽園でみなさんぜひお試しください。
そろそろ暗くなる時間になり、バスで福岡に戻りました。
白いやわらかなスープで調理された湯豆腐は、鍋から湯気が舞い上がり、いい香りが漂い、日本の寒い冬に楽しむには最適な料理です。もしもお茶を注いだ温かい温泉に入れたら、もっと全身で温まることができると思います。嬉野市の特別な温泉湯豆腐と、美肌の湯 嬉野温泉に、ぜひ一度訪れてみてください。
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