イベント
沖縄県
こんにちは!自然体験学校です。沖縄からお届けします。
当団体では昨年度、環境省の国立・国定公園への誘客推進事業を通じて、沖縄戦跡国定公園でのアドベンチャーツーリズムを開発。パンフレット作製までを行いました。
前回は「海のお散歩と 歴史ある赤瓦の古民家でクチャ石鹸づくり」というプログラムをご紹介しました。今回はこちら!
「シーカヤック体験とマイクロプラスチックのキーホルダーづくり」です。この体験は、沖縄の海を通じて、海洋ゴミや環境問題について考える内容となっています。
沖縄の海をカヤックで楽しみます!周囲をサンゴ礁に囲まれた、穏やかな海で体験を行うため、初心者の方でも安心して、ゆったりと楽しむことが出来ます。少人数で行うので、周囲のペースに合わせる必要もありません。カヤックに乗る前に、パドルの漕ぎ方から練習します。
沖縄本島中南部では貴重になった、自然のままの海です。浅瀬からサンゴや熱帯魚を見ることが出来ます。泳ぐことはないので、全身が濡れることもありません。また、カヤックは2人乗りなので、ご家族やカップル、お友達同士の思い出作りにもぴったりです!
自然のままのビーチであるがゆえ、残念ながら、世界中からのゴミが多く打ちあがります。カヤックで体験した美しい海を、未来へ繋いでいくためには、海のゴミに対してのアクションが不可欠です。ただゴミを拾うのではなく、「海のゴミを減らすためにはどうすればいいか」をガイドが解説し、参加者と考えながらビーチクリーンを行います。
こちらのおしゃれなキーホルダー。実は、沖縄の海の砂から取り出した、「マイクロプラスチック」をアレンジして作ったものです。マイクロプラスチックとは、5mm以下まで小さくなったプラスチック。海で漂流し、波に揉まれたペットボトルなどのプラスチックごみは、マイクロプラスチックとなって、人間の身体に入るともいわれています。
こちらが実際に砂から取り出したプラスチック。キーホルダーにして、体験に参加したお土産としてお持ち帰りいただきます。体験を通じて学んだことを、他の人に伝えるアイテムとしてもご活用いただきたいという想いがあります。
「シーカヤック体験とマイクロプラスチックのキーホルダーづくり」は海を見て「綺麗!」「楽しい!」で終わるだけでなく、これまでの沖縄にはなかった、しっかりと考えて学べる内容となっています。エコツーリズムやSDGsの基礎を知るにもおすすめの内容です。昨年度、沖縄南部の小学生親子向けに本プログラムの参加者を募集したところ、キャンセル待ちが300組程度にもなり、海のゴミなどへの関心の高さが伺えました。
体験のお問合せご予約は NPO法人自然体験学校 okinawa@shizentaiken.comまで
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