観光情報
長崎県 島原市
ラグビーワールドカップの威力はすごかったですね。長崎にも見たことのない数の欧米系外国人があふれ、ここ数年減少の一途を辿っていた欧米系観光客の宿泊日数も伸びたことと思います。
そして今回、これらの顧客を獲得できたお店とそうでないお店、明暗が分かれたことと思います。
来年は東京オリンピック。
ワールドカップほどではないでしょうが、長崎にも流れてくる観光客がいるはずです。
長崎にとって、たくさんのインバウンド顧客を獲得し、リピーターを増やすことができる最後のチャンスとなります。
それまでに、迎え入れるための準備をしなくてはなりません。
でも、英語はハードルが高いですよね。
学校で英語は習っているのに、ちっとも使えるようにならない、その原因をご存知ですか。
アメリカ外交官養成局によると、英語が母国語の人たちにとっても、日本語は最も習得が難しい言語に分類されています。これは言語体系が異なるからです。
日本人が英語が苦手なのは、仕方ないことなのです!
しかしながら、「英語が使えたらなぁ」という願いは、日本人皆が持っているのではないでしょうか。
英語を使えるようになれば、新しい顧客獲得だけでなく、非日常が簡単に手に入るようになることも魅力ですよね。
英語対応をしない今日と、始める明日では、皆さんの世界は全く違ったものになります。
でも、英語対応はどこから始めればいいのでしょうか?
インバウンド対応をしたい事業者さんたちから聞かれてきたことにお答えしたいと思います。
まずは英語表記をいたしましょう。
世界の公用語は英語です。富裕層・知識層は英語が使えることが多いです。
長崎の外国人観光客の多くはアジア系ですが、彼らも英語が使えます。
下記の英語表記を行っていれば、入店や購入の確率が増え、また顧客満足度が上がります。
まずはお店の看板に英語で何のお店か明記しましょう。
英語で書いてあれば、外国人もウェルカムなのかな?英語使えるのかな?と入ってきてくれる確率がアップします。
また、一部でいいので、商品の写真、英語表記、その値段も出しておきましょう。
魅力的な写真と英語表記があれば、お????と近寄ってきてくれることでしょう。
ただし日本語をローマ字にしただけの英語や意味の通じない英語は絶対やめてください。
右のメニューは日本人でも理解するのに苦労すると思います。
翻訳アプリを使うこともできませんし、ローマ字のままネットで検索しても検索結果は0である可能性が高いです。
このようなメニューを見たとき、私たちが逆の立場になったことを想像すると、どんな反応が返ってくるかわかるかと思います。
どんなによい商品やお料理を出しても、これではがっかりされてしまいますので、英語対応するならきちんと伝わる英語を使っていきましょう。
クレジットカードが使えることも大きく提示しておくと、キャッシュレス嗜好の外国人の好感度はアップします。
現在キャッシュレス・消費者還元事業がありますので、この機会にクレジットカード対応をお考えになってはいかがでしょうか。
販売業であれば、商品棚のコーナー毎に英語表記と簡単な説明を添えましょう。
可能であれば、一つ一つの商品に英語表記、用途がわかりにくいものについては説明を書いておくと親切です。
逆の立場だった場合、何に使うかわからないもので値段だけがついていても買う気にはなりませんよね。
また、英語表記がない場合は、ひとつひとつ、尋ねられた時に口頭で説明しなければならず、お互いに大きなエネルギーと時間を消費することになります。
そうならないために、事前に少しの手間をかけておくといいでしょう。
写真は必須です。
その横に対応する英語タイトル、どんなものか想像できるような説明書きをします。
説明書きがあるなら、英語タイトルは日本語をローマ字にしただけでもかまいません。
例えば、おひたし、白和え、湯豆腐など、短い日本語であれば英語タイトルはそのままOHITASHIなどにして、葉野菜を醤油であえたものというような英語の説明を添えれば、何が入っているか、どんな味かは想像できます。
また、スタッフとお客が同じタイトルを使えることもメリットがあります。
長いタイトルは外国人にとっては苦痛なので、簡単な英語タイトル+説明にしましょう。
このメニュー表がなければ、ひとつひとつ説明しなくてはならないため、お互いにエネルギーと時間を費やすことになります。
特に心配なのは、食事に関するアレルギーと嗜好を聞き逃すことです。
現在はフリーでピクトグラム(絵を見ながら指差しができる)もネットで拾うことができます。
ピクトグラムをはじめ、インバウンド対応に関する情報がこちらにありますので、ご利用になってはいかがでしょうか。
http://www.seiei.or.jp/tokyo/pdf/2018tourist.pdf
メニュー表や商品棚の英語表記があれば、ほぼ無敵です。お客様は自分でメニュー表や商品棚をみて、商品を選んでくれます!
ただ、もしかしたら質問が来るかもしれません。
全く会話なし、というのは、私たちが海外旅行に行った時も寂しいものですよね・・・
それぞれのお店で、使う会話は殆ど決まっているのではないでしょうか?
それらを事前に会話集、問答集として作って印刷しておき、お客様と指さしなどで使うといいのです。
何度か使っていると自然と覚えていくので、この会話集が不要となる日も近いことでしょう。
最後の手段として、通訳アプリも会話で使えますが、英語と日本語の互換性は最悪です。
アプリの質によっては間違った変換も多く、さらに混乱させることがあります。
ちなみに、白和えといれるとWhitening(美白)、カツオのたたきでBonito bonito(カツオ×2)、皿うどんはDish udon(そのまま)と出てきました。
こうなると、お互いにイライラが募る風景が容易に想像できますね。
事前にメニューくらいはきちんと英語表記をしておくことをお勧めします。
欧米系顧客が訪れる店は、必ずといっていいほどGoogle mapに載っていて、きちんとした英語サイトをもっているところです。
Googleビジネスに登録し、マップに表示され、理解できる英語で表現されているお店にはお客様がきてくださる可能性が高いです。
ただし、自動翻訳(Google translationなど)を使うのは要注意です。
Eat○○という公的サイトもありますが、この自動翻訳を使っているためか、意味をなさないメニューになっていることがあります。
写真のように、海外でへんな日本語でかかれたメニューを見て、だいじょうぶかな?って気持ちにはならないでしょうか・・・
Ai翻訳もよいですが、必ずネーティブや、ちゃんとした校正者に確認をしましょう。
日本に旅行に来たことのある外国人に日本のよいところを聞いてみると、安全、清潔、親切など、熱狂的に日本が好きになってくれた方たちも沢山いる一方、下記のような不満を持たれることも事実です。
1.施設スタッフとのコミュニケーション(20.6%)
2.無料の公衆無線LAN環境(18.7%)
3.公共交通機関の利用(16.6%)
4.多言語表示の少なさやわかりにくさ(16.4%)
5.クレジットカードやデビットカードの利用(10.0%)
観光庁「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート結果(平成30年度)」
http://www.mlit.go.jp/common/001281549.pdf
少なくとも、無視や逃げ腰はやめましょう。
外国でそんな対応を店員さんにされたら、もう二度と来たくなくなります。
また、速攻で通訳を呼びにいく、というのもよろしくありません。
笑顔で、HELLOやWELCOMEなど、日本人に接するのと同じように話しかけましょう。
加えて、May I help you?などと言えると最高です。
No, thanksとか、Just lookingと言われたら、Enjoy、OKなど笑顔でお返ししましょう。もし何か言われて、わからなかったら、問答集や通訳アプリ、もしくは通訳の出番です。
来店時のおもてなしの心をもった笑顔と言葉は顧客の心に響いていて、日本を好きになってくれる、また来たいと思ってくれる一助になるかと思います。
Ai国際医療研究所は、海外でどのような表現が使われているかしっかりとバックグラウンドリサーチを行った上で論文作成経験のあるスタッフが書くので、知識層・富裕層にも読まれるコンテンツ作成ができます。
さらに、完璧な英語にしあげるため、イングリッシュスピーカーに校正をしてもらうので、意味の分からないメニュー表になることはありません。
インバウンド対応、英語対応は安心してAi国際医療研究所にお任せください。
お店の名前だけでは、何のお店かわからないことがありますので、絵や文字を使って簡潔明瞭に、インバウンドにアピールできるデザインで作成します。
クレジットカードが利用できるお店では、その表記もします。
看板のスタイルは様々な種類がありますので、ご希望を伺いながらイメージにあったものを作成致します。
メニューや商品について、既に英語であるものは問題ないのですが、日本発祥のもの、お料理などは特に表現の仕方に工夫が必要ですので、ご相談ください。
文字のみのお引渡しであれば、30,000円~承っております。
お店で使う最低限必要な会話を英語化します。それぞれのお店で使う会話は異なるため、オリジナル会話集となります。
A4サイズ1ページであれば、上記店頭看板+メニュー表に無料でお付けします。必要な方はフォームをお渡ししますので、お知らせください。
日本語サイトをすでにお持ちの方は、英語サイトコンテンツを作成致します。
文字のみのお引渡しの場合、5,000円~承ります。
サイトを作成する場合は、300,000円~+毎月の保守料を頂きます。
インスタグラム、Facebook、TwitterなどSNSでの英語発信も可能です。
20,000円~/月4回で承ります。
SNSやYoutube、自社サイト内で利用できる御社の英語動画を作成致します。
写真などの素材をお渡し頂いた場合は10万円~、撮影等一式依頼の場合は15万円~となります。
Ai国際医療研究所にいずれかの英語コンテンツをご依頼された皆様には、グループ英語対応研修を無料で提供しております。
会社ごとの個別対応も可能です。料金については御相談ください。
これらのコンテンツを作成し、外国人をいざ迎える準備ができたとなると、実際にお客様が来た時に緊張しますよね!
メニューと問答集があっても実際は通じるのかどうか・・・
そんな不安にお答えするのが、外国人モニターで本番さながらの実習体験です。
実際に英語スピーカーにお店にきてもらい、モニター体験をしてもらいます。スタッフの方たちはこのモニターを相手に実習を行うことができます。
実習により、課題が見えてくるでしょうし、実際のお客様が来られた時に自信をもって対応できることができます。
Ai国際医療研究所は、特に女性起業家、健康・美容・ウェルネスに関する事業をされている方に対して、SDGsに基づき支援を行うソーシャルビジネスを行っております。
詳しくは、ながさきウェルネスのページをご参照ください。
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