7月3日、羽田空港跡地第1ゾーンに、大型複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」がオープンしました。

この記事では、HANEDA INNOVATION CITYについて詳しく紹介していきます。

「HANEDA INNOVATION CITY」が7月3日先行開業！

羽田みらい開発と東京都大田区が羽田空港跡地に共同で開発する大型の複合施設「HANEDA INNOVATION CITY（羽田イノベーションシティ）」、通称「HICity」が7月3日に開業しました。

HICityの正式なグランドオープンは2022年を予定しており、今回は「まち開き」として一部の共有スペースや施設、店舗テナントの先行開業となります。

HICityは「先端モビリティ」「健康医療」「ロボティクス」といった先端産業と、「伝統」「観光」「食」「温泉」「音楽・映像・演劇」「アート」といった文化産業、2つのコア産業が融合し、ヒト・モノ・コトの分野を超えたコミュニケーションを生み出すことで、HICityを訪れる人にイノベーションを提供する街であることをコンセプトとした複合施設です。

HICityに入る施設やテナントは「CULTURE&ART」「EAT&DRINK」「BUSINESS&CLREATION」「EVENT&CONFERENCE」「AMENITIES&SERVICE」の5つのカテゴリに分類されます。

現在は先行開業ということでまだ一部施設のみオープンしている状態ですが、2022年のグランドオープンに向け、以下の様な施設が利用できるようになる予定です。

・CULTULRE&ART

大規模ライブホールの「Zepp Haneda（TOKYO）」や、最新のテクノロジーと日本の伝統文化を融合である「ネオジャパネスクの世界」を体験できる体験型商業施設、羽田空港を一望しながら足湯を利用できる「足湯スカイデッキ」、アート遊具を利用できる芝生広場「ARITIST VILLAGE」など、多様な文化と芸術を楽しむことができます。

・EAT&DRINK

2Fの歩行者用デッキ「イノベーションコリドー」を中心に飲食店が順次展開される予定です。日本食のルーツを体験できる「羽田昔ばなし横丁」、各地の郷土料理や地酒を提供する地方創生飲食店「さとむすび」など、日本ならではの食文化を体験することができます。

・BUISINESS&CREATION

自動運転技術などの研究を行う「先端モビリティセンター」、臨床機能を備えた東邦大学による医療研究施設「先端医療研究センター」、企業・研究者・クリエイター・アーティストなど国内外問わず多様な人々の連携と交流を生み出す「Innovation Salon」など、ビジネスやイノベーション創出のための様々な施設が展開されます。

・EVENT&CONFERENCE

会議や研修などのビジネス用途からライブやイベントのための大規模ホール、交流のためのオープンスペースなど、様々なレンタルスペースが用意されています。

・AMENITIES&SERVICE

宿泊者のための「京急EXイン　羽田イノベーションシティ」や次世代モビリティ施設である「水素ステーション」といった施設も展開されています。

HANEDA INNOVATION CITYへのアクセス

HICityは京浜急行電鉄・東京モノレールの天空橋駅直結となっており、品川駅13分、浜松町駅15分、東京駅21分、横浜駅15分など、周辺のターミナル駅より快適なアクセスが可能です。

また、HICityのオープンに伴い、天空橋駅には新たに「HICity口」という改札口が設けられました。

これにあわせ、京浜急行電鉄は「羽田イノベーションシティ/HANEDA INNOVATION CITY」を、東京モノレールは「HANEDA INNOVATION CITY」を副駅名として設定し、6月25日より駅名標にも掲出されています。

まとめ

羽田空港跡地代1ゾーンに7月3日先行開業したHANEDA INNOVATION CITYは、先端産業と文化産業が融合したこれまでにない新しい施設として、羽田のランドマークになるでしょう。

現在は先行開業として一部のテナントや施設、共有スペース等のみ公開されている状態ですが、2022年のグランドオープンに向け、順次オープン予定となっており、今後が楽しみですね。