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海外 台湾
新型コロナウイルスの影響により2020年7月時点ではインバウンド観光が見込めない状況です。このような状況下ではブランディングを強化し、コロナ収束後の回復期の準備をすることが重要になります。
インバウンドで重要な要素の一つに口コミがありますが、これは訪日観光客に限らず日本に住んでいる外国人からの口コミも影響力が高いと言われています。
今回は、今、日本で過ごしている英語圏外国人のトラベル関心がどこに向いているかをデータ分析から把握することで、今するべき活動の示唆を提示したいと思います。
2020年7月に関心が急増した観光地
7月に関心が急増した観光地の代表例としてあげられるのは、京都、川越、日光、上高地、箱根が確認されました。どの地域も前月比で250%を超えており、今まさにホットな観光地と考えられます。興味深い点は必ずしも自然が多い地域が注目されているわけではない点です。3密を避けるため、ハイキングやキャンプなど自然のアクティビティが注目されていますが、外国人視点では必ずしも自然要素だけではないことが見受けられます。いずれも大都市圏の近隣であることも特徴的であり、人口の多い都市の近くは有利になりそうです。
図:日本在住英語圏外国人からの関心量の増加率(2020年7月)
関心量全体
関心の高さでみると、新幹線の割引については非常に注目されており観光促進に大きく寄与すると考えられます。東京都内では浅草や上野など平常時に混雑している箇所へ今のタイミングで訪れたいという様子が伺えます。関心が急増している京都を含め言えることですが、人気観光地が改めて注目されている傾向が出ているため、ゴールデンルート以外の地域こそきちんと情報発信を行い、日本在住の外国人からの関心を高め、SNS等の口コミを通したブランド力向上させる活動が必要であると言えます。
図:日本在住英語圏外国人からの関心量(2020年7月)
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