ドキュメント「アートキャンプ白州」-記録映像で甦る夏1988～2010-

所在地：山梨県甲府市

山梨県立美術館は1978年の開館以来、「ミレーの美術館」として広く親しまれています。
ジャン＝フランソワ・ミレーの《種をまく人》をはじめ、ミレーやバルビゾン派の作家、ヨーロッパの主要な風景画家、ならびに山梨ゆかりの作家や日本の近現代作家の作品収集に力を注いでいます。
所蔵品の総点数は現在約1万点にもおよび、コレクション展は年4回展示替えを行っています。

会期：2025（令和7）年2月15日(土)～2025（令和7）年3月23日(日)
休館日：月曜日（月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、その休日が休館）、3月3日(月)～10日(月)は館内整備のため休館
場所：山梨県立美術館　特別展示室
観覧料：一般1000(840)円、大学生500(420)円
※( )内は20名以上の団体、前売券、県内宿泊者割引に適用
※高校生以下の児童・生徒は無料
※県内65歳以上の方（健康保険証等持参）は無料
※障害者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料
※前売券は、山梨県立美術館で2025年2月14日(金)まで販売

1988 年、「野外芸術祭」が未だ日本になかった時代、山梨県の白州町(現在の北杜市)に音楽、演劇、舞踊、美術、建築、農業など、あらゆる表現に関わる人々が国内外から集い、稀有なお祭り「白州・夏・フェスティバル」が行われました。その後、生活と創造過程に重きをおいた「アートキャンプ白州」、「ダンス白州」とタイトルを変えながら、2010年まで続きました。その中心を担っていた田中泯は、農村地から都市を逆照射するかのように芸術の真髄を模索し発信しました。
本展ではその歴史を物語る記録映像や資料を展示し、「アートキャンプ白州」を山梨県で改めて紹介する機会とします。