イベント
沖縄県
こんにちは!自然体験学校です。沖縄からお届けします。
当団体では昨年度、環境省の国立・国定公園への誘客推進事業を通じて、沖縄戦跡国定公園でのアドベンチャーツーリズムを開発。パンフレット作製までを行いました。
アドベンチャーツーリズムとは、「アクティビティ、自然、文化体験の3要素のうち、2つ以上で構成される旅行」のこと。こうした旅行は参加者が地域の自然や文化に触れることが出来るだけでなく、地域への経済効果も期待されています。
ひとつのテーマに沿って、日数をかけて、広い範囲を巡るが世界のアドベンチャーツーリズムのトレンドですが、地域資源が豊富な沖縄南部では、半径1km圏内で沖縄の自然・文化・アクティビティを体験することが出来てしまうのです!
今回ご紹介するのは、「亜熱帯ジャングルハイクと天然塩で作る伝統のお守りづくり」というプログラムです。
沖縄本島南部に広がる太平洋と、人々が暮らす集落の間にあるホロホローの森。海まで続く遊歩道が整備されており、一歩足を踏み入れると、そこはガジュマルをはじめとした、亜熱帯の木々や植物が覆う南国ジャングル。およそ100種類の動植物が確認されています。日本最大の蝶「オオゴマダラ」、日本最大のクモ「オオジョロウグモ」、日本最大のコウモリ「オオコウモリ」など、南の島特有の大きな生き物や、天然記念物「オカヤドカリ」、準絶滅危惧種「シリケンイモリ」などが棲息しています。
手付かずの自然豊かな森ですが、遊歩道は綺麗に整備されているので、装備なども必要なく、手軽に散策を楽しむことが出来ます。そして、森を抜けた先には、青海原に面した「ぐしちゃん浜」があります。
ぐしちゃん浜は、一般的にイメージされる沖縄のビーチとは雰囲気が異なります。約2400年前の大地震によって、白砂のビーチに大小様々な形の岩が並ぶ、独特の景観が作り出されました。
こちらは竜の顔の形をした岩。まるで、竜に食べられているような写真を撮ることが出来ます。
ハートの形をした岩「ハートロック」もあります。
そしてこのクジラのような形をした岩は「マースブリ」。この岩からはなんと、天然の塩を取ることが出来るのです!
マースブリで採取した天然の塩を二枚貝に入れ、沖縄の伝統的な「マースお守り」を手作りします。沖縄で塩(方言名:マース)は、お清めや縁起物のお守りとして、今も人々の生活に根付いています。作ったお守りはその日に持ち帰ることが出来ます。
「亜熱帯ジャングルハイクと天然塩で作る伝統のお守りづくり」の体験では、沖縄の自然を体験しながら、お土産に沖縄の伝統的なお守りをお持ち帰りいただけます。アドベンチャーツーリズムを通じて、沖縄をもっと知る旅に出ませんか!
体験のお問合せ・ご予約は NPO法人自然体験学校 okinawa@shizentaiken.comまで
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