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沖縄県
こんにちは!沖縄の自然体験学校です。
沖縄は梅雨入りしてから、いい天気が続いており、セミも鳴き始めました。
6月は沖縄にとって特別な月。
1945年6月23日、沖縄戦で日本軍の組織的な抵抗が終了しました。3ヶ月にわたって繰り広げられた日米の激しい地上戦で、20万人以上もの方が犠牲になりました。6月23日は「慰霊の日」として祝日になっており、多くの方が平和祈念公園を訪れます。
沖縄旅行といえば、海やリゾート、沖縄グルメ、独自の文化などが一般的ですが、戦後は「慰霊の旅」から始まりました。沖縄戦では、沖縄に住んでいる人だけでなく、全国から沖縄に集められた方々も亡くなっています。平和祈念公園にある「平和の礎」には、47都道府県の石碑があり、そこに犠牲になった方の名前は刻まれています。本島中南部には各都道府県の慰霊塔も立てられています。
慰霊の旅は今でも行われており、特に沖縄に訪れる修学旅行生のほとんどが、旅行中に平和学習のプログラムが組まれています。
これまで、沖縄の慰霊の旅を支えてきたのは、沖縄戦の歴史を伝える「ガイド」の方々でした。その中には沖縄戦を経験された方もいれば、経験者の方から聞いた話を継承している方もいます。沖縄戦の歴史を伝えることは、戦争の悲惨さを知ってもらい、再び戦争が起こるような世の中にしないためにも重要です。
しかし、今、ガイドの方々の高齢化が著しく、今後沖縄戦の歴史をいかに伝えていくかが、大きな課題となっています。ただ、こうした課題も、若い世代で関わっている人が少ないため、ネットを通じて広く知られることもありません。
沖縄南部・八重瀬町にあるNPO法人自然体験学校では、沖縄戦のガイド養成講座を随時、無料で行っています。随時にしているのは、日付を決めてしまうと、参加者が集まらないためです。毎年、こうしたガイド養成講座を実施しているのですが、なかなか参加していただける方が集まりません。
お問い合わせいただいた方々と日程を調整し、10名様以下の少人数で実施します。ちなみに、勉強会では20代のスタッフが沖縄戦や戦跡の案内を行います。全世代の方がご参加いただけます。
2日間のガイド養成講座を受けていただき、救急蘇生法の資格を取得していただいた方(有料)は、実際に修学旅行生に向けたガイド(日給あり)なども行っていただけます。
沖縄戦を勉強してみたい、知りたいという方は、ぜひ一度ご連絡頂けますと幸いです。また、興味がありそうな人へのご紹介もお願い致します。
連絡先 :NPO法人自然体験学校 okinawa@shizentaiken.com
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