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鹿児島県 鹿児島市
霧島錦江湾国立公園では、活発な火山活動、過去に繰り返されてきた気候変動、桜島の鎮座する錦江湾の海抜0mから韓国岳山頂までの1,700mの標高差、世界で最も大きな海流の一つである黒潮の影響や、トレッキングの起点となるえびの高原では年間4,000mmとも言われる豊富な降水量などによって、多種多様な植生が分布しています。高標高地域では火山活動の影響を受けた硫気荒原(火山ガスや強酸性土壌等の影響がある地)に適応した植生回復の様子など、生態系の変遷が見れる貴重な場所です。
早春にはマンサク、ハルリンドウなど、初夏にかけてヤマフジ、オオヤマレンゲ、キリシマミズキ、特にミヤマキリシマの群落地は壮観です。見頃はこれからですが、高千穂峰の登山口である、高千穂河原ビジターセンター周辺はすでに鑑賞を楽しめるとのこと、去年は開花が裏年だったようで、山肌がピンク色に染まるいつもの風景が見られなかったのですが、「今年はつぼみの状態も良く当たり年になるのではないか!」と、いつも登山道巡視や整備等大変な作業に尽力していただいている自然公園財団高千穂河原支部からの情報でした。ミヤマキリシマやその他開花状況はこちらから!
ぜひ、山肌一面がピンク色に染まったミヤマキリシマ群落を楽しみに霧島へお越しください!
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