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2000日の海外放浪の後、福岡の山奥へ移住してゲストハウスを運営するオーナーの物語が書籍化されます~過疎化する集落を変えた一人の旅人の物語~

記事投稿者 天空の茶屋敷

所在地: 福岡県八女市黒木町

坂本治郎、85年生まれ。約5年間の海外放浪したのち、福岡県の山奥でゲストハウス天空の茶屋敷をやっています。

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初めまして、坂本治郎と申します。

僕が暮らしているのは、福岡県八女市にある山奥の限界集落です。その集落の中でも一番奥の僻地にある古民家を活用したゲストハウス「天空の茶屋敷」とシェアハウスを運営するかたわら、宿の目前に広がる茶畑を用いて無農薬のお茶農家をしたり、集落の人たちの山仕事を手伝ったりして生計を立てています。

右:ジロー(35)、左はお嫁さんのチャイさん(32)そして猫のコジロー(もうすぐ1歳)去年より婚活をしてたのですが、やっとのことでこんなゴリラのような僕でもこんなに可愛らしい奥さんができましたw 実をいうと僕らは国際カップルであり、去年現地にて結婚式を挙げた後に僕のみ一旦帰国してすぐさまコロナの影響で引き裂かれてしまうことになりましたが、何とか1年ぶりに再会することができました。最近NHKのニュースにも取り上げられました。

 

僕の経歴としてはざっくりこんな感じです。

高卒→陸上自衛隊6年→海外放浪5年→田舎移住→さらに山奥へと二段階移住して現在のゲストハウス開業、今に至る。

 

今回のプロジェクト

今回の企画は僕の半生を綴る本、タイトルは

『2000日の海外放浪の果てにたどり着いたのは山奥の集落の一番上だった(仮)』

自叙伝として、あまり一般的ではない僕の人生経験で得た学びをご紹介することで、“本当の豊かさ”を模索する人へ、新たな人生観に触れる機会を届けることができればと思っています。必要としてくださる方にこの本が届くことを願い、自費出版のお知らせを兼ねて、クラウドファンディングを活用することにしました。

こちらに記載の内容とほぼ同様の事がクラウドファンディングに記載されています。共感いただけた方、こちらのページから是非応援よろしくお願いします。魂を込めて綴った自信作であり、昔の僕のように道に迷った人達にこういった生き方を届けたい作品です。

https://motion-gallery.net/projects/Skyteahouse2020

 

将来的には、完成した本を持って日本全国行脚の旅に出ることも検討しています。(新型コロナウイルスの状況を考慮したうえでの判断にはなります)

本の概要

元々は学生時代、それから陸上自衛隊時代ともに日本社会になじむことが出来なくてKY(=空気が読めないやつ)とバカにされたり、バイト先や職場では無能だと罵られたり、他の誰よりも上司から説教されていたり。鬱や自殺未遂に近いような経験もありました。

それでも一度きりの人生を輝かせたい、やりたいことはやりたいと思って、勇気を出して6年間続けた仕事も辞めて、半ば日本社会から逃げるように海外放浪の旅に出ました。

通算約5年にわたり、約65カ国をめぐる海外放浪生活を経た僕が心から感じたのは「ほんとうの意味で人間らしく生きたい!」ということでした。旅路の果てに自分なりに考えて選択し、今の福岡県八女市に移住し、翌年は山奥の廃屋同然の古いお屋敷を「もらって」ゲストハウスの開業に至りました。

道を踏み外し、親からも反対されながらも、誰からも期待されず、何を思いどう生きていたのか、自分らしく生きたくて、ひたすら行きたいところは全部行き、やりたいことは全部やった。

自由に生きたいように生きていたら、ゆくゆくはそれが時代や地域に必要とされ、とある山奥の村の村長から大きな家をもらい、今ではゲストハウスの主として自分の好きなことをやりながら山奥で悠々自適に暮らす。勇気をもって一歩踏み出してみると全く違った世界が見えたということです。

ただの海外放浪記だけではなく、その経験をもとにその後の人生がどうなったのか?

スローライフ、ミニマリズム、シェアする豊かさ、山奥で事業、地域おこし、国際交流(国際結婚)といったテーマのもと魂を込めて綴っています。

自分の環境を変える一歩踏み出す勇気が欲しい人進路に悩む若者に色んな可能性を提示地方創生の一例として地域おこしに携わる人海外放浪に興味がある人などにとって読みごたえがあると自負していますし、『新しい生き方を選ぶ勇気と、本当の豊かさ、自分らしく生きる』などの哲学を伝える本として若い世代はもちろん、田舎への移住や二拠点居住を考えている方々、コロナの影響により本当の豊かさや生活スタイルの変化を模索する方々への何らかのアイデアや刺激にもなればいいなと思っています。

ゲストハウスのこと

「天空の茶屋敷」

山奥にあった10年間空き家であり壊される寸前だった古民家を有効活用したゲストハウス。

長年古民家だった場所を地域の人と外からやってきた人が協力しあい改修し、2017年4月より里山ゲストハウスとして生まれ変わりました。以降は地域活性化のシンボル的なものとしても機能しています。その独特なロケーションとストーリー性が話題になり、国内外のテレビや雑誌などのメディア露出歴も豊富です。(何者でもなかった僕はそこから色んな所へ講演会に呼ばれるようになりました)

※ソトコトという雑誌にも取材されました。

※台湾の大学にも特別講師として招待されました。

元々は観光客どころか人もなかなか来なかったような場所であったにも関わらず、開業後は多くの人が訪れるようになりました。

傾向として訪問者の半数が外国人であったため、外国人向けに英語案内にて地域資源を有効活用したお茶摘みツアーなんかも積極的に開催してきました。

 

自然豊かな場所なのでヨガなどにも最適

国内外問わず老若男女問わず人が集い、地域の人と外からやってくる人の交流の場ともなっています。

単純に宿泊、交流の場所というだけではなく、地域の農家のおっちゃん達と外からやってきたエネルギーのある人で忙しい時期の農作業を手伝ってくれるような人をマッチングさせるような活動にも積極的に取り組み、そうやってできた地域と外の人の繋がりによって、このゲストハウスやもう一棟のシェアハウスなどを通してのこの村への移住者もちらほらといたりします。

外の人へオープンである地域の人々、僕は本当にいいところに移住したなと、いつもいつも思っています。その他にも、ここでたくさんのイベントやコミュニティが生まれたり、カップルが生まれたりもしています。

そうやって、空き家というもったいなくも誰にもどうしようもなく朽ち果てて行っていた、社会的に言えばマイナスの資産だったものでも、それなりに修理して魂を吹き込んで発信することによってそういった新しい風が来るようになりました。ここをやる前はきっと誰もがこんなことは予想してなかったんじゃないかなと思います。

山奥でのこういった個人レベルでの活動をどんどん盛り上げていって、発信していきたい。

それは世間的に見ればものすごい小さい規模ではありますが、『天空の茶屋敷』を事業として継続すること、ここが盛り上がること、それは僕個人の成長、幸せにも繋がることであり、それこそが僕にできることでの社会貢献につながると確信しています。

また、今回のコロナにおいても打撃を受けたこともありますが、ファンや友人の方々に支えられ何とか持ちこたえることができています。本当にありがとうございます。

本の構成、ユニークなエピソードなど

第1章 生い立ち~ドロップアウトするまで

第2章 1005日の世界一周

第3章 2度目の海外放浪

第4章 海外放浪の果てに田舎移住

第5章 さらに山奥へ移住しゲストハウス開業

13万字程度、自分の半生を物語順にそってユニークなエピソードを交えながらそこで得た学びなどを綴っています。まだ決定はしてないですがデザインなどは主にゲストハウスのホームページの絵を使う予定です。

※カナダワーホリ時代、犬ぞり操縦手兼オーロラガイドとして働いていた頃

※世界一尊敬する人にアポを取って面会しにいったらたまたま地元のテレビに取り上げられた瞬間、僕の八女茶も献上しました。

その他ユニークなエピソード

・陸上自衛隊の日本一の部隊『第一空挺団』への挑戦

・ハワイの早食い競争で優勝した話

・独学で英語を習得した話

・ヒッチハイクで大陸を横断した話

・スペインでスリの犯人を捕まえて警察につまみ出した話

・100㎞マラソンを完走した話

・ニュージーランドワーホリでゲストハウスの掃除見習いから一気にマネージャーへと昇格した話

・田舎移住したら僕を訪ねて日本中・世界中から多くの人が訪問するようになった話

・名前を『堀内励』→『坂本治郎』へとフルネーム変えてしまった話

・誰も知り合いがいない田舎に移住した次の年に家を無料で貰った話

・オンラインで知り合ったフィリピン人に出会って二日目にプロポーズした話

・新婚早々コロナの影響により離れ離れになり、約一年後に感動の再会が出来た話

※本の表紙にも使われる予定であるゲストハウスのイラスト

 

最後に。

最後までご覧いただきありがとうございました。

偶然の引き寄せにより、天空の茶屋敷は半ば流れと勢いに任せ、未完成な状態から見切り発車で開業したにも関わらず、(またまだ未完成ではありますが) 今では多くの人から愛される場所になりました。

そして無事に今年の4月1日をもって開業5年目を迎えることになります。この場を借りて、これまで応援してくださった方に感謝の挨拶とさせて頂きます。

それから、僕のような普通の生き方が出来ない弱者でも、長い旅路の果てにそれを必要としてくれる場所に出会えたこと。最近ではそんな僕の話を聞きたいと地元の団体から呼ばれておしゃべりする場所をセッティングしてもらえる機会も増えました。

今回の出版というのは一つのチャレンジでもありまして、それを少しでもいいので、どうか負担のない範囲で支援いただけたら嬉しく思います。もちろん金銭的なものではなくてもシェアだけでも十分な支援になります。

そしてこれからも自分のできることで誰かの役に立てること、そしてワクワクすることへのチャレンジはいつまでも続けていこうと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。

ゲストハウス天空の茶屋敷  代表 坂本治郎

この記事を書いた投稿者

坂本治郎、85年生まれ。約5年間の海外放浪したのち、福岡県の山奥でゲストハウス天空の茶屋敷をやっています。

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