イベント
大阪府 大阪市北区大淀中
“ARS VITA ESTA – VITA ARS ESTA”
ラテン語で「藝術とは人生なり、人生とは藝術なり」。これは絹谷幸二の座右の銘である。
古都・奈良で生を受け、神仏の教えを心の原風景とし、ルネッサンスの大輪の花が咲いたイタリアで多感な青年時代を過ごした絹谷幸二。多くの刺激と出会いに恵まれ「食べて、歌って、愛して」と陽気な人生謳歌に心酔。一気にその藝術的才能を開花させていった。
以後、半世紀に亘り、東西の美意識を融合させた独自のアフレスコ(壁画の古典技法)を確立し、人類に夢と希望、そして平和への大いなるメッセージを発信し続ける。伝統と革新、虚と実といった、相反するものを包み込む「不二」の思想や、森羅万象を千変万化させる自由奔放な藝術観は、まさに自然の豊饒への賛美そのものである。
本展では、今や国民的画家として八面六臂の活躍を継続する絹谷幸二の軌跡を、誕生、形成、開花、飛躍の四つの視点から辿る。
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