山形ってどんなところ?
蔵王、月山、鳥海、吾妻、飯豊、朝日と日本百名山に数えられる秀麗な山々に囲まれ、南から連なる米沢、山形、新庄の各盆地と庄内平野を豊かな最上川が流れる、美しい自然に恵まれた地域です。
全国生産量の7割を占める「さくらんぼ」と鮮やかな四季は山形ならではの原風景。
また、俳聖・松尾芭蕉は「奥の細道」の全行程の1/3を山形県で過ごし、その旅は出羽三山を目指した心の旅とも言われています。
山形の観光地
宝珠山立石寺
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という松尾芭蕉の句でも知られ、通称「山寺」と呼ばれています。国指定重要文化財の根本中堂はブナ材の建築物では日本最古といわれ、天台宗仏教道場の形式がよく保存されています。
銀山温泉
かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来しています。大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、昔ながらの独特な景観を味わうことができます。
山居倉庫
明治26年に建てられた米どころ庄内のシンボルです。積出港として賑わった酒田の歴史を今に伝え、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台にもなりました。観光客で賑わいを見せる「庄内米歴史資料館」が併設されています。
加茂水族館
庄内浜の生き物や浜文化を伝えるべく、クラゲをはじめ、様々な個性溢れる生き物達の姿を楽しめる水族館です。世界に誇る直径5メートルの水槽クラゲドリームシアターに浮遊する約1万匹のミズクラゲは圧巻です。
山形の食
いも煮
芋、こんにゃく、ねぎ、きのこ、季節の野菜などを具材とした鍋料理。稲刈り期に食べごろを迎える里芋は古くから庶民の味として親しまれ、地域交流の場として屋外で大きな鍋を囲む芋煮会は300年程前より行われています。
酒田ラーメン
自家製麺比率が8割超と日本一高く、昆布、煮干し等の魚介で出汁をとった透き通る醤油スープが特徴です。更なる技術の向上と他方へのアピールを目指して、酒田のラーメンを考える会が発足し、精力的に活動しています。
山形のお土産
さくらんぼ
生産量は全国第1位、全国の生産量の約75%を占めます。夏は暑く、梅雨は少雨、風も強くないなど、さくらんぼが育つのに適した環境で多く栽培されるようになりました。雨・濃霧・野鳥などの対策に手間のかかる産品です。
だだちゃ豆
鶴岡市の白山地区で栽培される枝豆だけが本物と言われ、甘い香りと栗のようなホクホク感、口に広がる濃厚な味わいとコクが魅力です。限られた地区でのみ栽培されており、地元でも入手困難な大変希少な枝豆です。
山形の祭り・イベント
山形花笠まつり
威勢のいい「ヤッショ、マカショ」の掛け声と花笠太鼓の勇壮な音色が真夏の夜に響き渡ります。華やかに彩られた山車を先頭に、艶やかな衣装と紅花をあしらった笠を手にした踊り手が山形のメインストリートを彩ります。
酒田まつり
1609年から続いており、大獅子や仔獅子、傘鉾など約50台の山車行列が特長です。子どもを大獅子の口の中に入れ、噛んでもらう獅子パックンが人気。お祭り期間中は約350店舗の出店で賑わいます。
動画で見る山形
リンク先:【県公式】やまがたChannel
山形のデータ
- 地方 / 東北地方
- 総面積 / 9,323,15㎢
- 人口 / 1,068,696(2020年10月1日)
- 世帯数 / 398,358(2020年10月1日)
- 市町村数 / 35市町村
- 主要都市 / 山形市※ 酒田市
- ※は都道府県庁所在地