富山ってどんなところ?
北陸3県の一つである富山県は、東に3,000m級の北アルプス、南に飛騨高地、西に医王山から連なる丘陵があり、北は水深が1,000mに達する富山湾があります。
日本海沿岸に位置しており、冬季は冬型の季節風による降雪が特徴。南部の山地では世界でも有数の豪雪地帯です。
新鮮な魚介類が豊富で、なかでも氷見の寒ブリは最高級ブランドとして人気を博しています。2015年に北陸新幹線が開通し、さらにアクセスが便利になりました。
富山の観光地
黒部峡谷トロッコ鉄道
日本一深いV字峡での電源開発を目的に建設されました。今では日本のトロッコ観光のパイオニアとして、黒部峡谷の宇奈月から欅平まで全長20.1kmを片道1時間20分で結びます。険しい峡谷を縫うように走るのが特徴です。
魚津の蜃気楼
魚津は江戸時代以前から蜃気楼の名所として知られる場所です。3月下旬から6月上旬にかけ、晴天で微風が吹き気温が上昇する日の11時~16時頃にかけて、対岸の景色が伸展や反転して海上に現れます。
五箇山
庄川沿いに位置する自然豊かな地域です。立ち並ぶ合掌造りの建物、のどかな山村風景、どこか懐かしい小さな山里が点在します。その中でも、相倉集落と菅沼集落が岐阜県白川郷荻町集落と一緒に世界遺産に登録されています。
黒部ダム
黒部川最上流に建設されたアーチ式ドーム越流型ダムで、186mの高さは現在も日本一。建設工事はスケールの大きさと困難さから世紀の大事業と呼ばれました。毎年6月26日から10月15日には観光放水も実施されています。
富山の食
富山ブラックラーメン
まさに真っ黒いスープが特徴の「富山ブラックラーメン」。戦後、労働者のためにあえて塩分を濃い目にしご飯のおかずとなるように考案されたことがルーツです。だしの旨味がきいた濃い醤油スープは一度食べるとクセになるそう。
「©(公社)とやま観光推進機構」
ます寿司
昔ながらの竹の曲げ物の器を開けると、若笹のさわやかな香りと美しい薄紅色のますの切り身が食欲を誘います。厳選された上質なますの身と富山県産コシヒカリを使い、職人たちが熟練の技で丁寧に仕上げています。「©(公社)とやま観光推進機構」
富山のお土産
ホタルイカ燻製
体長5cm前後、刺激を受けると触手の発光器が青い神秘的な光を放ち、その光がホタルのように見えることから「ほたるいか」と呼ばれています。富山湾で獲れるほたるいかを、独自製法でスモークしたお土産です。写真提供:とやま観光推進機構
福わけ鯛
富山では結婚式の引き出物に欠かせない「鯛のかまぼこ」を、素材、製法、味わいそのままに、愛嬌たっぷりのミニサイズにした人気土産。淡白ななかにも魚本来の味が色濃く残る、艶やかな味わいを楽しめます。写真提供:とやま観光推進機構
富山の祭り・イベント
越中八尾 おわら風の盆
富山市南西部の山あいの町、越中八尾で300年余踊りつがれてきた「越中おわら」。その唄と踊りは叙情豊かで気品高く、哀調の中に優雅な趣を有しています。昔の面影を残す町並みに数千のぼんぼりが並びます。
となみチューリップフェア
国内最大級の300品種、300万本のチューリップが色あざやかに咲き誇ります。会場にはチューリップで描かれた地上絵や、砺波発案のひょうたん池に浮かぶ珍しい水上花壇など、見ごたえある演出があります。
動画で見る富山
リンク先:TOYAMA Tourism Info
富山のデータ
- 地方 / 中部地方
- 総面積 / 4,247,58㎢
- 人口 / 1,035,612(2020年10月1日)
- 世帯数 / 403,538(2020年10月1日)
- 市町村数 / 15市町村
- 主要都市 / 富山市※、高岡市
- ※は都道府県庁所在地