滋賀ってどんなところ?
日本のほぼ真ん中に位置する滋賀県。中央に県土の約6分の1を占める日本最大の湖・琵琶湖を抱えています。
びわ湖の雄大さと変化に富んだ風景は「琵琶湖八景」や「近江八景」として風光明媚な景色を紹介しています。
交通の要所でもあり、古くから文化・経済の先進地として栄えたこの地には、古刹・名刹の歴史ある寺社や歴史情緒が残る町並みなどが点在。
国内有数を誇る歴史文化資産は、それぞれの地域で守り伝えられています。
滋賀の観光地
比叡山延暦寺
比叡山に広大な寺域を持つ、天台宗の総本山。平成6年に世界文化遺産に登録されています。奈良時代末期、19歳の最澄が比叡山に登り草庵を結んだのが始まりで、数多くの国宝・重要文化財の指定を受けています。
彦根城
天下の名城の一つに数えられる国指定の特別史跡・彦根城は、井伊直継・直孝によって約20年の歳月をかけて建設され1622年に完成しました。月明かりに浮かぶ彦根城は美しく、琵琶湖八景の1つに数えられています。
八幡堀
安土・桃山時代に豊臣秀次の八幡山城居城のもと、城下町が栄える原因となった町の一大動脈。近江商人の発祥と発展に大きな役割を果たし、江戸後期には近江国において大津と並ぶ賑わいを見せたといいます。
長浜黒壁スクエア
長浜の中心だったこの辻に第百三十国立銀行長浜支店が建てられ、壁が黒塗りだったことから「黒壁銀行」の愛称で親しまれました。和洋折衷の重厚な建物は、1989年「黒壁一號館・黒壁ガラス館」としてオープンしました。
滋賀の食
焼鯖そうめん
長浜には五月見舞いといって農家に嫁いだ娘のもとへ、娘を案じる親が焼鯖を届ける風習があります。その焼鯖とそうめんを炊き合わせて作る焼鯖そうめんは定番の郷土料理。長浜曳山まつりのハレの日の一品でもあります。写真提供:長浜観光協会
じゅんじゅん
魚や牛肉、鶏肉などをすき焼き風に味付けした鍋料理のこと。具材を煮るときの音が「じゅんじゅん」と聞こえた事から、この名がついたと言われています。写真提供:滋賀県農政水産部
滋賀のお土産
三井寺力餅
三井の晩鐘を武蔵坊弁慶が比叡山までひきずった怪力にちなんで造られた由緒ある三井寺力餅は、代々受け継がれた技法で製造。素朴なふるさとの味を今に伝えています。厳選した近江のもち米をきねづきした、優雅な風味を楽しめます。写真提供:三井寺力餅本家
サラダパン
全国的に有名になった、たくあん入りの名物パン「サラダパン」。地元で愛されるサラダパンは長浜市の「つるやパン」が製造を手掛けており、59年以上のロングセラー。魚肉ハムの入ったサンドイッチも人気です。写真提供:つるやパン
滋賀の祭り・イベント
鍋冠祭
筑摩神社の春の例祭で数え年8つの少女8人が、狩衣姿に張子の鍋をかぶって約300名の行列と共に渡御します。筑摩神社の祭神が食物の神であったことや神前に鍋を贖物としたことが起因と考えられています。写真提供:米原市教育委員会
長浜曳山祭
例年4月に開催の長浜曳山祭は、平成28年秋に長浜曳山まつりを含む全国33の「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録。日本三大山車祭の一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。写真提供:長浜市曳山博物館
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滋賀のデータ
- 地方 / 近畿地方
- 総面積 / 4,017,38㎢
- 人口 / 1,414,248(2020年10月1日)
- 世帯数 / 570,223(2020年10月1日)
- 市町村数 / 19市町
- 主要都市 / 大津市※、彦根市
- ※は都道府県庁所在地