長崎ってどんなところ?
江戸時代に唯一海外との貿易が認められていた長崎県では、グラバー園をはじめキリシタンによって建てられた大浦天主堂や浦上天主堂など、
異国の文化が垣間見える観光スポットが数多く点在。他の県では見ることができない歴史や文化を感じるエリアです。
また、県南部の島原半島では火山の恩恵による温泉が豊富。北部の佐世保には大規模なイルミネーションで人気のハウステンボスなどもあります。
長崎の観光地
ハウステンボス
長崎県佐世保市にある、ヨーロッパの街並みを再現した日本一広いテーマパーク。中でも世界最大1300万球で彩る「光の王国」と呼ばれるイルミネーションは絶景です。アトラクションやイベントも豊富で一日中楽しめる施設。©ハウステンボス/J-19576
グラバー園
9棟の伝統的建造物を見ることができるグラバー園。そのうち旧グラバー住宅は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして登録されています。園内にあるハートストーンは、パワースポットとしても人気があります。
軍艦島
長崎半島沖にある軍艦島(正式名、端島)はかつて海底炭坑があった島です。島の大半が埋め立てによって拡張され、岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶその外観から「軍艦島」と呼ばれるようになりました。1974年に炭坑は閉山し無人島となりましたが、2015年に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして登録されました。
九十九島パールシーリゾート
西海国立公園九十九島の玄関口となるリゾートパークです。九十九島の美しい海中世界を再現した「九十九島水族館海きらら」や、九十九島の美しい景観を間近に感じることができる遊覧船、シーカヤックで楽しむ海の散歩などここならではの体験が楽しめます。
長崎の食
長崎ちゃんぽん
野菜や魚介類などたっぷりの具材とちゃんぽん麺から成る長崎を代表する麺料理。明治時代、中華料理店の店主がお腹をすかせた中国人留学生のために安くて栄養満点の料理を作ったのがはじまりとも言われており、庶民の味として愛され続けています。
かんざらし
白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やし、蜂蜜や砂糖等で作った特製の蜜をかけたもの。上品な甘さと喉越しのよさが人気のおやつです。元祖かんざらしのお店「銀水」ほか、市内の飲食店でも気軽に食べることができます。
長崎のお土産
カステラ
キリスト教や鉄砲とともにポルトガルから伝わったとされ400年以上の歴史をもつカステラは、時代とともに日本独特のお菓子へと変化してきました。今も創業数百年の歴史をもつお店が多く残っており、定番カステラから新味カステラまでさまざまなバリエーションで展開されています。
角煮まんじゅう
長崎名物の卓袱料理の中の一品である東坡肉(とんぽうろう)を、もっと手軽に食べられるようにとアレンジして作られました。時間をかけてじっくり煮込んだ角煮とタレがまんじゅうの皮に溶け込み、とろける美味しさが人気の長崎みやげです。
長崎の祭り・イベント
長崎ランタンフェスティバル
中国の旧正月を祝う行事「春節祭」を起源とする、長崎の冬の一大風物詩。新地中華街をはじめ、湊公園や観光通りアーケードなど長崎市内の中心部に約15,000個にも及ぶ極彩色のランタン(中国提灯)や大型オブジェが幻想的に飾られ、街を鮮やかに彩ります。
長崎くんち
長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭。10月7日から9日までの3日間町を挙げて催され、内外からたくさんの観光客が見物に訪れます。奉納踊には異国趣味のものが多く取り入れられ、この奉納踊は国指定重要無形民俗文化財に指定されています。勇壮華麗な演し物に観客からのアンコールを意味する「モッテコーイ」のかけ声が響き渡ります。写真提供:(一社)長崎県観光連盟
動画で見る長崎
リンク先:(一社)長崎県観光連盟
長崎のデータ
- 地方 / 九州地方
- 総面積 / 4,130.98㎢
- 人口 / 1,313,103(2020年10月1日)
- 世帯数 / 558,372(2020年10月1日)
- 市町村数 / 21市町
- 主要都市 / 長崎市※、佐世保市
- ※は都道府県庁所在地