長野ってどんなところ?
海がなく、日本を代表する複数の大河の源流となっています。全体的に標高が高く、湿気の少ない内陸性気候という特異な自然環境です。
変化に富んだ地形の長野県は地勢上、県全体を大きく6つのエリアに分けることができます。それぞれの個性ある地勢は古くからそこで暮らす人々に影響を与え、
その地に根付いた伝統文化、食文化を伝えてきました。3つのアルプスをはじめ、高山に囲まれた山岳県で様々なアクティビティを楽しめます。
長野の観光地
国宝松本城
松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで、現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城。黒と白のコントラストが映えた景観です。時代を象徴する大天守と辰巳附檜・月見檜は複合式天守と呼ばれています。
白馬スキー場
シベリアからの風が日本海側から北アルプスにぶつかることで発生する大量の雪雲。それらがもたらす上質なパウダースノーの天然雪がしんしんと降り積もるため、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが楽しめます。5つのスキー場が点在。
野辺山高原
八ヶ岳東麓の裾野、秩父山地の西端に位置し、北海道を思わせるような広大な野辺山高原。さわやかな空気と八ヶ岳の雄大な姿がいちばんの魅力です。周囲にはスキー場や観光牧場など各種レジャー施設があります。
諏訪湖
諏訪盆地の真ん中に位置する諏訪湖は、海抜759m、湖周15.9km、面積13.3k㎡の長野県内最大の湖。湖畔は公園やジョギングロードが整備され、湖上ではレイクスポーツやわかさぎ釣り、遊覧船などが楽しめます。
長野の食
戸隠そば
地元名産の根曲がり竹で編んだざるに馬蹄形に小分けした盛り方(ぼっち盛り)が特徴です。戸隠神社参拝の方へのおもてなしが今も受け継がれています。毎年10月には戸隠そば祭りも開催されています。
おやき
長野県を代表する郷土食で、小麦や雑穀、そば等の粉を水で溶いて練った生地に、野菜などの調理した具材を包んだおまんじゅうのようなもの。「信州小川の庄 縄文おやき村」では手作りした灰焼きおやきを味わえます。
長野のお土産
八幡屋礒五郎
江戸中期、祖先を西山にも持つ初代室賀勘右衛門が、1736年に七味唐辛子を善光寺の境内で売り出したのが八幡屋礒五郎の始まり。国信州ならではの独特な風味を持った八幡屋礒五郎の七味唐からしが作り出されています。
野沢菜
「信濃では雪とコタツとお葉漬」といわれるように、より寒く水温が低くなるほど、やわらかく美味しくなります。ふるさとの味の代表格であり、風味良好な乳酸菌により低塩でフレッシュな感覚で食べられるお漬物です。
長野の祭り・イベント
信州諏訪 御柱祭
7年に1度の申寅の年に行われます。木遣は諏訪から師匠を迎えて伝授され、御柱は長さ約17m、直径1m余り、重さ約10トンの巨木。熱いエネルギーの高ぶり、神聖な熱狂にあふれた稀少な祭りです。提供:諏訪地方観光連盟
松本ぼんぼん
松本の夏を代表する一大イベントの夏祭り。「ぼんぼん松本ぼんぼんぼん」というフレーズと共に、踊りながら市街地を練り歩きます。踊り手グループは連という単位で呼ばれ、約300連・2万5000人以上が参加します。提供:松本商工会議所
動画で見る長野
リンク先:松本広域連合
長野のデータ
- 地方 / 中部地方
- 総面積 / 13,561,56㎢
- 人口 / 2,049,683(2020年10月1日)
- 世帯数 / 830,413(2020年10月1日)
- 市町村数 / 77市町村
- 主要都市 / 長野市※、松本市、上田市
- ※は都道府県庁所在地