宮城ってどんなところ?
東北地方最大の人口を持つ仙台市は文化・経済の中心地です。東は太平洋に面し、豊かな漁場と日本三景の一つ松島をはじめとする風光明媚な観光地などに恵まれています。
西には蔵王・船形・栗駒など四季折々の姿を見せる山々が連なり、中央部には有数の穀倉地、仙台平野が広がります。
また金華山・三陸沖合には親潮と黒潮の潮目が形成されており、世界有数の漁場となっています。
宮城の観光地
鹽竈神社
正式には「志波彦神社・鹽竈神社」で、2つの神社が鎮座しています。古来、東北の災いなどを鎮めて東北の治安を守る神として、また陸奥国で最も格式の高い陸奥国一之宮として、朝廷から民衆に至るまで広く信仰されました。
仙台城
伊達62万石の居城、別名青葉城。標高約130m、東と南を断崖が固める天然の要害に築かれた城は、将軍家康の警戒を避けるために、あえて天守閣は設けなかったといわれています。政宗公騎馬像の前からは仙台市街を展望できます。
仙台うみの杜水族館
豊かな三陸の海を再現した大水槽、世界中の個性的な生きものの展示、東北最大級の観覧席を有するイルカ・アシカのパフォーマンスや動物とのふれあいなどのエンターテインメント性を柱に活動する「復興を象徴する水族館」です。
栗駒山
標高1626m東北地方の中央に位置する栗駒山。150種もの高山植物が群生し、日本屈指の山岳紅葉や、山毛欅の原生林、魅力的な温泉、登山初心者から上級者まで楽しめる登山コースを有しています。奥羽山脈の女王とも呼ばれます。
宮城の食
牛タン焼き
厚切りにした牛タン焼きと、麦飯、テールスープ、浅漬けの「牛タン定食」が定番。牛タンはカロリーや脂肪が少なく、良質のタンパク質が含まれるヘルシーフードです。
一枚一枚丁寧に焼き上げる仙台のご当地グルメです。
せり鍋
春の七草・セリが主役の鍋料理。昆布などでとっただし汁に醤油や砂糖などで味つけをし、そこに鶏肉や鴨肉を入れて煮ます。よく洗ったセリの根っこを少し長めにくぐらせ、食感が残る程度で食べるのが美味しい食べ方です。
宮城のお土産
笹かまぼこ
仙台市内のかまぼこ店が、ヒラメを用いた笹の葉型の焼きかまぼこを売り出したのがはじまりとされています。明治・大正期は、べろかまぼこや手のひらかまぼこと呼ばれ、昭和期に伊達家の家紋「竹に雀」から「笹かまぼこ」となりました。
ずんだ餅
枝豆を茹でたあと薄皮を剥いてつぶし、砂糖と食塩を混ぜてできた餡をまぶした餅菓子。もともとはお盆、お彼岸の時期に米農家などで作られており、一部の餅店や団子屋で季節商品化されていたものが、風味豊かな仙台名物となりました。
宮城の祭り・イベント
仙台七夕まつり
古くは伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれ、日本古来の星祭りの優雅さと、飾りの豪華絢爛さを併せ持つ祭りです。仕掛け物、電飾と様々な趣向を凝らした七夕飾りが仙台の街を彩ります。
鹽竈神社 帆手祭
火災の鎮圧と景気回復を鹽竈さまに祈って始められた祭り。市民の間では春を呼ぶ祭と言われ、500人のお供の列が絢爛さを与えています。神輿は昼前に202段の表参道の石段を下り、市内を渡御し、夜に表参道に戻ってきます。
動画で見る宮城
リンク先:Miyagi Tourism
宮城のデータ
- 地方 / 東北地方
- 総面積 / 7,282.29㎢
- 人口 / 2,303,487(2020年10月1日)
- 世帯数 / 979,791(2020年10月1日)
- 市町村数 / 35市町村
- 主要都市 / 仙台市※・石巻市
- ※は都道府県庁所在地